2025年9月30日火曜日

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(#11) なんだこのパワーは?

百合アニメ「わたなれ」、まぁ楽しく観ています.

百合作品って「ガチ百合」と「内面系百合」に分けられると思ふ.

10年来の傾向として「内面系百合」が好まれていると思われる.
 「安達としまむら」「やがて君になる」「青い花」「加瀬さん」「フラグタイム」
などなど内面系百合の作品数は多い.草食系男子の増加と関係あるのかしら?

↓そんな中で「わたなれ」は王塚真唯がガチ百合クイーンなので苦しゅうないのぅ.わたしはガチ百合を好む.作品数は少ないがね.

正直言ってだ、、、百合作品にアクションは無いし、さほどリアルな画面が求められるジャンルでもない.だから割とゆるい作りで制作してるよねっていう作品が百合には多い.内面系ならそれで成立するから必要十分でもある.

なのだが「わたなれ」がやってる事は何なのだ???
一貫して百合アニメにあるまじき高クオリティなのが異例であるだけでなく、後半に向けてパワーが増強してるのにもっと驚くんだが.

第10話で軽く驚いてたんだ.
↓紫陽花さんの家出に付き合って温泉旅館に泊まるレナ子.温泉シーン界隈の作画の描き込みがなんか凄いんだよね.スタッフさ~ん、がんばるねぇ
↓10話ラストで温泉に女王が乱入.やっぱりな、こいつ来ると思ってた、大笑いしたぞ.

さて第11話.
↓温泉街の夜祭り見学へ.この3名のvisualだと5m毎にナンパされてまともに歩けないのではないだろうか?
↓女王と紫陽花さんが二人になったとき、女王が宣言する「レナ子はわたしの女だ」(ひら意訳)   紫陽花さん一撃でノックアウト   この作画
↓翌日の電車ホームで告白しようとする紫陽花さん   この作画
↓紫陽花さんの言葉は特急電車によりかき消される
そのままEDへ fin.

カット編集もよ~く考えて作られていました.優秀.

いやはやこうゆう作品を作ってもらえると嬉しいねぇ.

11月にわたなれの劇場版をやるんですよね.
TV版の続きの13〜17話を特別編集したもの、
 『わたしが恋人になれるわけないじゃん ~ネクストシャイン!~』
第11話が優秀だったので劇場版も観ようかな.

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スタッフを見ると、そんなに有名なヒトはいないので、誰が引っ張っているのかわかりません.

製作会社はstudioMOTHER
新しいスタジオなので、過去作はこれしかない.
 ありふれた職業で世界最強
 夫婦以上、恋人未満。
 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
いま3199を作ってるところ

内沼菜摘は監督初体験
メインアニメーター 石井久雄 の過去作は多くない

突然変異体なわたなれなのでした~

かしこ

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