ボイラー講習を受講中の身であるわたしは、今日はボイラー実技講習の日でした.新橋の日本ボイラー協会のB1にボイラー実習作業場があり、そこでボイラーの実物を見学し、補器パーツの見本を手にとって観察したり、ボイラーを実際に動かしたりました.
ボイラー1台目は炉筒煙管ボイラーで蒸気発生量2t/H(10気圧)のもの.ほぼこの写真どおりの製品でした.奥行3m、幅1.8m、高さ2mぐらいの大きさ.
2台目は、蒸気発生量500kg/H(1気圧)の鋳鉄ボイラーで、奥行1m、幅1m、高さ1.5mぐらいの小型なもの.
いろんな配管がボイラーの周辺を走っていてとりあえず面くらいます.水、油、ガス、空気、蒸気の配管だけのはずなんですが、なんで複雑なのかというと、それぞれに迂回ルート、戻りルート、ドレーンがあるので複雑に見えてます.迂回+戻り+ドレーンを見分けられるようになると配管の意味をシンプルに理解できるみたいです.
ボイラーのオンオフおよび非常停止は自動制御でやってくれますけど、燃料管理、水質管理、排水処理、蒸気供給など、周辺機器の運用の手間がたくさんあるようです.大型ボイラーになると加速度的に周辺機器の運用の手間が増えるようです.
なにげにボイラー本体を触ると、50度ぐらいあるので触りつづけるのはムリ.蒸気吹き出し口なんかは触ったら火傷する場所もあるので運転中のボイラーに近づく場合は注意しましょう.ボイラーの天井に乗るとすごく暑いです.夏だったらすごいことになっていたはず.
たかが石油を炊いて水を加熱するのがこんなに大変なんだ~とわかってヨカッタです.
2級ボイラー技士の免許取得費用は、なんとこんなにかかりました.
参考書 ¥2400
試験申請書 ¥400
写真 ¥600
試験費用 ¥6800
試験交通費 ¥3000
講習+テキスト ¥20200
免許申請 ¥1500
切手代 ¥380
トータル ¥35280
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