2012年12月22日土曜日

幹細胞を注射しまくる治療って怖えぇ~

先日、「中華パッドMID701Aを購入し粗暴に使ってみる」という記事を書きましたら、PVがドカンと伸びて、なんじゃこりゃ~っと思ったら、USAから鬼のようにアクセスされています.コメント欄に英文のカキコがあるので、日本語→英語に翻訳して読んでいるんでしょう.不思議な現象です.
MID701Aは専ら子供のyoutube視聴マシンとして使われています.大人的には動作がのろいのであまり使う気にならんです.プロセスのswapがのろくて、シングルCPUゆえの限界なのかしらと推測しています.多少遅いCPUでもいいから4コアぐらい載ってればサクサク感が増すのではないかしら???

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さて、大掃除や年賀状書きや忘年会に忙しいこの頃、体調を崩されてgive upな方もいらっしゃるかと思います.そんなにわかに健康志向の高まった方にオススメなのがこちらの記事です.  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121222-00000010-mai-soci

この記事が伝えるところによると、いろんな幹細胞を注射することでいろんな病気を治す治療を韓国人相手に盛んに行っている病院が福岡にある、とのことです.

こんな人体実験みたいなことがなにげないニュース記事として報道されること自体ビビッてしまうわたしです.

幹細胞による治療って、白血病の治療法としては確立していますけど、その他にはまだないんじゃないかしら?
白血病治療では、ドナーの骨髄を注射器で取り出します.その骨髄の中には様々な血液細胞----赤血球・白血球など-----が混在していまして、一部には血液幹細胞も混在しているのがミソなところです.ドナーの骨髄液をそのまま白血病患者に点滴します.もともと骨髄ですから血液と同等の液体ですから血管に詰まったりするリスクはないみたいです.ドナーの骨髄液が白血病患者の体内をグルグルと循環するうちに、ドナーの血液幹細胞が白血病患者の骨髄に棲み着いてそこで増殖すればしめたもの、白血病が完治するという仕組みです.

幹細胞を注射して心臓病を治せるかもとか糖尿病を治せるかもと期待する気持ちは理解できますけど、たとえば膵臓細胞は血液中を流れるようにデザインされた細胞じゃないので血管に詰まってしまって死ぬ事故が起きたそうです.血液細胞以外の細胞を無分別に静注しちゃうその粗暴な神経にはホラーすぎて腰が抜けそうになっちゃいます.怖えぇ~

その福岡の病院で、静注じゃなくて患部に幹細胞を注射するのならダメモト的にありかなーとは思いますけど、それで関節リウマチが治るとは民間療法の域を脱していないのではないでしょうか? グルコサミンと同レベルというかなんというか....

なんでも治せるのなら、頭をもっと良くしてもらいたいと思います、わたしは.


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1 件のコメント:

  1. 味の素の成分と脳みその成分が似ているから、味の素を食べると頭が良くなるという俗説が昔ありました。
    それと似たようなものですかね。
    民間療法については、あくまでも自己責任で楽しんだり健康被害を負えばよいと思います。

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