2012年12月6日木曜日

銀座のクラブにはパンツはさみの女子はいなかった

仕事関係の人に連れられて銀座のクラブというすげーところへ連れて行ってもらいました.初めて行ったので緊張してしまいました.

すごい美人!というほど顔の造作が綺麗な人はあまりいませんでしたが、皆さんスタイルがとてもよろしかったです.クリスマス祭りということでサンタさんのコスプレをしてました.あと、ヒョウ柄のコスプレでキャッツみたくなってる女子もいました.パンツにはさみを挟んでいる女子はいませんでした.メガネっ娘もいませんでした.

こないだ不動産関係の人に聞いたところでは、銀座の中央通りには中国資本に買われたビルがポコポコあるのだそうです.某中国では共産党幹部の不正蓄財が海外流出しているといわれますので、それが銀座のビルにも来てるってことでしょうか? いまわたしが住んでいる家は中古住宅でして、中国人が買いに来たので断る理由を考えるのに困ったよと仲介の不動産業者が言ってましたので、意外と身近な某中国マネーかもです.

お金持ちの某中国とはちがって金欠な日本ですが、笹子トンネルの天井崩落は、コストダウン要求をきっかけにボルトの点検を2000年を最後にやめちゃったからボルトの劣化を察知できなかったみたいですね.1トンもの部材をボルトで吊って固定するという構造には驚きますけど、そもそもボルトの劣化を想定してなかったから点検項目から除外するのに抵抗感がなかった、原発なんかでもよくある「想定外」ってやつだったのではないでしょうか? ひさんです.

まぁ、コストダウンのために設計余裕をギリギリまで絞るっていう行為はわたしも今までさんざやってきたことなのであまり道路公団を非難する気にはならんのですがねー.
電機製品は標準的な使用頻度で3年持てばよいという風な設計がされますから、高頻度な使い方をしたら1年で故障しますぜっていうハナシです.ヘビーデューティーユーザーの存在確率を予想して、保証期間内のサービス費用負担を予想して、これなら発売してもいいだろうというソロバン勘定で設計されているんでー.

ところで、吊り天井が落ちたと聞くと、東北大震災でビルの天井がバキバキ落ちたのを思い出すわたしです.
ビルの天井も吊り下げ型です.天井のコンクリにボルトが締結されていて、ボルトの下端に石膏ボードをつけます.梁や空調ダクトを避けるためにそのボルトの長さが1~2mにもなることもありますので、地震でブラブラ揺れる柔構造ですから、頭の上にバキバキと落ちてくるのもやむなしです.さすがに落ちすぎなので設計を見直す動きがあるみたいですが.
←吊りボルトの根元
↓吊りボルトの下端に金属の骨組みを渡して、これに石膏ボードをビス止めして天井を作ります.
←天井工事風景

以上、金欠のあまりギリギリな設計をしすぎるとそれなりにヤバくもなるわな、という寒いハナシでした.景気が回復するとよいですね.

かしこ

追記12月9日:  ボルトが落ちたのは、コンクリに穴を開けて、接着剤でボルトを固定する工法(ケミカルアンカー)だったので、その接着剤が劣化して抜けたらしいです.シャレにならんです.そのケミカルアンカーメーカーの賠償責任が問われるのではないでしょうか?


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6 件のコメント:

  1. ボルトで吊るってのは軽いものに限る、と私のような素人は常識的に考えるのですが。1トンもあるコンクリート天井板でもありなのかな?その前にそもそも天井板がこんなに頑丈なコンクリートである必要があるの?その前にそもそも天井の役目、機能は何なの?見た目だけ?などなど、マスコミは普通の人間が不思議に思うことをどうして教えてくれないの??原発事故のときもそうだったけど、マスコミへの疑問の方が先にきてしまう。

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    1. トンネル本体は鉄筋コンクリだと思います.作ってしまった鉄筋コンクリに「後付け」で構造物を取りつけるには、1)取り付け機構を最初からコンクリに仕込んでおく 2)後付けボルトで締結する この2者択一しかないと思います.

      で、今回のトンネル崩落の設計は1ではなく2だった.それがイマイチな設計っぽくわたしは感じます.ビルの天井ごときとは求められる信頼度が違うのですから.

      しかも、2000年を最後に点検してなかったということは、そのボルトは腐食や金属疲労による劣化はしない部品と定義されていたと推測されますので、楽観視が過ぎたのではないでしょうか?

      天井の役目は、排気ダクトだそうです.

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  2. 私も、今回の事故を問題視しています。
    コンクリ-トへのボルトの埋め込み?天井板(鋼鉄枠+コンクリ-ト)が連結されていた事など?(連結していてボルトの吊り下げ荷重が軽減されたか?)
    色々疑問が湧いてくる。

    施工作業が正しく行われていたか?メンテナンスが十年近くも行われて居なかったのは?
    良く聞く話だが、人が死ななくては、対策をしない、親方、日の丸的考えで突き進んできた
    弊害の様な気がする。メンテ費用が天下りの財源として消えて行ったとも言えるのでは?
    エレベ-タ-の死亡事故、原発被害、薬害、etc
    やるべき事は、やらなくてはいけないと言う事か?

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    1. 接着剤系の強度寿命が想定外に短かった、ということらしいです.
      薬害みたいなものかと.

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  3. TV放送で見たのですが、施工方法にも問題が有った可能性が有る様でした。
    素人の考えですが、
    トンネル内側天井部のセメントの穴系は12mmΦ のストレ-ト穴?
    12mmx15mのネジで天井釣り金具を取り付けの時、ネジ穴を良く清掃したか
    などが施工上の問題として言われています。
    接着剤の劣化(温度、寒さによりバリバリに割れていて固定力が弱っていたなど?)
    (セメント打ちの前に、疑似ボルトを立てて置く事等は出来なかったのか?)
    今に成って考えて見ると、いろんな心配が有ったのではと思います。
    セメントに混ぜる砂も山砂、海砂が有り、海砂は、塩分が有るので、鉄筋を錆びさせる
    と聞いた事が有ります。セメントの撹拌も均一にし強度を保っために重要で有ると
    思います。全ての大型構造物が心配に成ってきてしまいます。
    この冬、関越トンネル10kmを高速バスで通過しますが少し心配に成って来てしまいます。

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    1. 「セメント打ちの前に、疑似ボルトを立てて置く事等は出来なかったのか?」
      ここは不思議なところでして、普通の鉄筋の建物でもセメントを打つ前に型枠にナットを仕込んでおくようにします.その方が手間いらずです.あとからコンクリに穴を開けてアンカーを打ち込むのはかえって手間です.よくわからんはなしです.

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