皇居に入ったことがあるのは自慢なのです

 皇居って一般人は入れないと聞いていますがそれはホントのようで、近づいただけで職質されたりとやたらお巡りさんがうるさいところでして、犯罪者扱いにはまだまだ不慣れなわたしなどには居心地の悪い領域の一つです．

 がっ、わたしは仕事の用事で皇居のoff limt区画に入ったことがあるんです．中に入ると広くて自分がどこにいるのか全然わからなくなります．あとで地図で確認したら、下図のフリーハンド線上を移動していたことがわかりました．なんとoff limit区画を縦断しているではないか～っ．

 皇居の内側は東京のど真ん中とは思えない、静かなところでした．皇居の中には高層建築物はありませんので、樹木の向こう側に林立する丸の内や霞ヶ関のビル群が見えまして、異次元世界に迷いこんだようです．

 道路を走るのは、警察車両か工事車両か宮内庁職員の自転車ぐらいで、都会の喧噪とは無縁です．お堀と道路の間にはガードレールなんて無粋な物はありませんから、もしも酔っ払いがクルマで侵入したらお堀にダイブするクルマが続出することでしょう．無粋な物というと、街路灯も目にした記憶がないんです．なので、夜は月明かりしかなく、これまた酔っ払いの侵入を許したらお堀にダイブして溺れる者が続出するにちがいありません．信号もありませんです．

 惜しむらくは、御皇室関係の方々がご通行される場面を見れなかったことであります．

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