2013年3月7日木曜日

マンガ 「かむかむバニラ」 byハルミチヒロ 1巻2巻

「ベルベットキス」がとてもおもしろかったハルミチヒロ氏が次の作品を描いています.
↓ベルベットキスはこちら
http://hirasaka001.blogspot.jp/2012/05/blog-post_10.html
http://hirasaka001.blogspot.jp/2012/06/blog-post_19.html

それは「かむかむバニラ」という作品で、「コミックメテオ」というweb雑誌に連載中、コミック1巻2巻が発売中です.「コミックメテオ」って本屋では売られていないので、あれれどこ行っちゃったの?と心配したんですが、コミックは発売されました.雑誌媒体には見切りをつけて、コミック販売に特化するビジネスってことのようです.ただ、本屋に並んでるのに気づいてなかったんですねー.コミックが発売されているのを知るのが遅くなりました.

ハルミチヒロ氏はいままでエロマンガばっかり描いてきたのですが、「かむかむバニラ」は学園ラブコメであってエロはありません.エロ→非エロに転じるマンガ家は珍しいかなぁ.中には、非エロ→エロへと転じたかに思える士郎正宗という人もいますけどw.あれだけメジャーになってからエロマンガに転じるとはすごいわ、、、  士郎正宗作「PIECES」   エロじゃないと言う人もいるかな?

↓さて、「かむかむバニラ」ですが、猫耳で花乃子さんにそっくりなバニラちゃん(下左)と、超頭脳の令嬢キリコちゃん(下中)と、主人公のリクオ君(下右)は高校時代の新田さんみたいです.
↓これがバニラちゃん.まるで花乃子の妹のようで相変わらずモノクソかわいいです.キリコによって作られたホムンクルスらしいのですが、その正体はまだ明かされていません.
↓そして、「ベルベットキス」における善人バージョンの佐伯さんみたいなキャラの梅子ちゃんはリクオのことが好きで止まりません.
 ↓世界史教師の小山田先生は、バニラの耳を見るやいなや何かに気づいたものの、そんな馬鹿なみたいなリアクションで引き下がってしまいます.いったい何が?
という登場人物によって繰り広げられる学園ラブコメである(なのだろう)「かむかむバニラ」には、田沢大典というシナリオライターがついています.シナリオはややかったるいかなぁ、もすこし頑張ってもらいたいです.下記のような謎がちりばめられているのですが、謎解きはまだありません.ハナシの本筋はシリアスなんだけど、中だるみエピソードで夏祭りや海水浴を挿入する作品ってよくありますが、「かむかむバニラ」の場合は全編通して中だるみ状態の気配を感ずるのはわたしだけでしょうか? バニラのボケとリクオのツッコミというギャグ要素もあまり笑えるものではなし、、、
  ●リクオに動物が寄ってくる謎
  ●キリコの魔術的正体
  ●キリコの家で何が起きているのか?
  ●バニラの正体
  ●リクオ+バニラ+キリコ+梅子の恋の行く末は?
  ●リクオ+キリコには過去なにがあったのか?
  ●小山田先生はバニラに何を察知したのか?

ともあれ、今後の展開を見守ることにしようそうしよう.

#キューティーリップスも入手しまして、こちらはエロマンガでしたw.2006年初版発行

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5 件のコメント:

  1. >エロ→非エロに転じるマンガ家は珍しいかなぁ.
    いっぱいいすぎるくらいにいます。

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    1. 70年代終わり頃の自販機雑誌には、その後メジャーで非エロを描くことになる人たちが結構いたと思います。能條純一とか描いてたと思うなー。吾妻ひでおが劇画アリスに描いていた頃。

      ググってみたら、確かに今はうじゃうじゃいるみたいですね。

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    2. 能條純一って「哭きの竜」の人ですね.なつかしー
      あじましでお氏はエロと非エロの境界線上の人ですね.「ふたりと5人」が一番好きでした.あのころのチャンピオンったら、、、

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  2. >エロ→非エロに転じるマンガ家は珍しいかなぁ.
    いっぱいいすぎるくらいにいます。

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