驚いたことに、80年代の「うる星やつら」の画面構成を実写でやってるというノリでした.何やってるんだろ?
↓これなんかちょっち古いセル時代のアニメのレイアウトっぽくないですか? 手前のキャラ越しに奥の人物がピンぼけで居るというカット.いまさらこれを実写でやってもねぇって感じ.
バストショットでキャラAを撮してセリフ → バストショットでキャラBを撮してセリフ、、、、の繰り返しも出来の悪い韓流ドラマの画面みたいでヤバかったです.
上映時間の80%ぐらいまでが、ダレた特車2課の描写で、最後の方で本当に出動するんだけど、その出動シーンもダレエピソードの一部でした.結果的に古めかしいギャグを付帯させてダレた特車2課を描写するのが100%の第1章でした.
2014年の今、このテイストでパトレイバー実写版を作る意味を押井守はどのように見いだしたんだろ?って謎めいた第1章でした.今回の押井監督は、観客を突き放した難しい映画を作りませんでした.80年代に先祖返りした懐かしい映画を撮りたかったように思います.他人に観るべきだとのお奨めはいたしません.
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一応劇場で全編観ます.それがわたしの役目ですから.
かしこ
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