アニメ「キルラキル」好評で完結、そのアニメの系譜とは？

２０１３～２０１４にかけて半年間放映されたアニメ「キルラキル」は、パワフルな演出で懐かしい７０年代テイストのアニメが蘇った感じがして楽しかった．このような↓上手なデフォルメアニメーションは痛快でよかよか．

７０年代は「ど根性ガエル」のようにデフォルメされた動きのアニメがたくさんありましたが、宇宙戦艦ヤマトでリアリティ路線がウケて以来、徐々にデフォルメテイストの作品は少なくなってゆきました．

↓わたしの記憶が正しければ、EDの「ど根性ガエル音頭」を描いたのは、ジブリの「耳をすませば」を作った近藤喜文だったはずで、味のある上手いアニメでした．

↓デフォルメ系アニメが段々と少なくなって、リアルっぽさの追及が極限にまで達した作品が「イノセンス」だったと思っています．このシーンは手描きらしいんですけど、背景のパースに合わせた全身の縦歩きなんか描かされるアニメーターは胃に穴が空くんじゃないかと心配になって観るのが苦しくなってきます．

↓そんなリアリズムへの反動で生まれたのがキルラキルだったのかもしれない、と少し思いますが、実はキルラキルの前からその萌芽があって、なんとそれはGAINAXの「フリクリ」です．フリクリを観たときに、デフォルメテイストアニメがどうしてGAINAXで復活しているんだろう？ どうしてGAINAXはそれを好んでやり始めたんだろう？と驚きました．

↓そして誰もが知っている「グレンラガン」で頂点に達したかと思ったが、、、

↓「キルラキル」でその先へ行ったのでした．

どうやらこれらのアニメは、今石洋之というアニメータの功績であるようです．今後もどんどんやってください．  ＞  今西さん
エヴァ新劇 破のサードインパクトのたがの外れ方は、今西氏の影響が少なからずあるのではと思うが、いかがなものか？

↓ところで、キルラキルのEDは「さよならポニーテール」というユニットの曲．このCMに出ている数名の女子は「さよポニ」のメンバーとは何の関係もないらしいので注意が必要です．

↓その何の関係もないこの女子について、どうしてもひとつ指摘しておきたいことがある．昔、ソニー小見川TECにいた平野クン（男子）の若い頃がこの女子をそっくりな顔だった．そのことだけはどうしても書き残しておきたかったのです．

かしこ

追記： 当方の優秀なるエージェントからの情報で、手塚治虫が描いたキャラという説．ええっマジ！？としか言えんわ．信じるか信じないかはあなた次第．元祖か？

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