2015年3月6日金曜日

秋葉から本郷の東大へ歩いて迷った件

駒場にある東京大学には何度か足を踏み入れた経験がありますが、上野方面にもあるという東大はわたしにとっては未開の地であり、昨日、天気が良かったので秋葉原から徒歩で向かいました.

秋葉原の秋月電子付近で用を済ませたわたしは、目的地である工学部まで1時間の余裕を持って出発しました.手始めに忍ばず池を目指して北上し、忍ばず池までは難なく到着.その後、旧岩崎邸をかすめるようにしてやや左に軌道修正し、東大医学部の入口を発見したところで「近道発見よしっ」と中へ入りました.

古びたタイル張りの建物がたくさん建っているだだっ広い敷地内で方向感覚を喪失するまでにさほど時間はかかりませんでした.途中で池に遭遇し、どうして大学キャンパス内に大きな池なんかがあるのか? ただ広大なだけではない庭園のような贅沢さに呑まれてしまい、しばし悄然と池の畔に立ち尽くしていたわたしでした.

池に行き当たってしまっては目的地へのルートから外れているので付近の看板を見ていたら目に入ったのがどこかで見覚えのある建物でした.これって、わたしが物心つくかどうかという昔に、立てこもっていた過激派が「一時休戦するけど闘いは終わってない」とかほざいてたあの有名な建物じゃないだろうか? 写真を撮っておいてあとで調べたらやはり「安田講堂」という歴史遺物でした.ここにあったのか?

その後、出口を探してしばし徘徊し、最終的に通用口のような狭い出口から外部空間への脱出に成功.しかし目的地は根津駅の近くにある離れた敷地だ.それがわからない.
ここで「言問通り」の看板を発見したのがこの探検行の唯一の幸いで、根津駅方面へ向かう事ができ、淺野キャンパスへ着けたのでありました.
しっかりと遅刻はしました.

二度と本郷へは立ち入りません.TVで有名な「赤門」を見学する機会も一生ないでしょう.

渋谷に居たはずがなぜか参宮橋にいるという代々木公園の迷い方の方がまだマシでした.

エイメン


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