2015年5月24日日曜日

幼稚園児達の阿鼻叫喚 「京急ファミリー鉄道フェスタ」

「この世界は間違っている!」と叫んだのは 東京喰種の金木君でしたが、今日ばかりはこの平坂も「この世界はどうかしている!」と叫びたいと心から思ったのでありました.

本日は、一昨年に初めて行った「京急ファミリー鉄道フェスタ」を、2年ぶりに見学しました.

どうしてこんなに見学者が多いのか? 11時半~13時半の地獄絵図と云ったらゲスの極みでありました.幼稚園児の子連れが多くて、満足に歩けもしないほど混雑している構内の至る所に座ってお弁当を食べている.もちろん電車を見学するどころじゃぁありません.

そもそも、電車を大好きな人がこんなにたくさん存在するっておかしくないか?

電車を好きになってもらうために手練手管を尽くして電車ファンを養成し、CDをたくさん買ってくれたファンによる電車総選挙がありますか? 電車によるサイン会や握手会がありますか? たかが生活のためのインフラですよ、電車は.

その電車のさらに一部、京急という私鉄の年に一度のイベントが、久里浜という地の果てにある整備基地で行われ、そのイベントが歩くのもままならぬほどの大混雑になるって、、、「この世界はどうかしている!」

俳句や詩吟みたいなマイナー趣味の規模が常識的適切規模なんじゃね? 鉄道なんて.それがまるで花火大会みたいな混雑になっちゃってるんだもん.

コミケに全国から30万人集まるのは、東京ビッグサイトという10万人クラスの人数を捌ける施設で、ビジネスベースで運営されているのですから、参加費用が有料だったり、参加者の暗黙のマナーが存在したりと円滑な運営のためにシステム化されている部分が多々あって成立しているわけです.しかし「京急ファミリー鉄道フェスタ」は入場料無料で、入場制限が無く、昼飯を食べる場所も少なく(社員食堂とテント)、障害者用トイレも無く、只より高い物は無いを地でゆく両手ぶらり戦法イベントと云っても過言ではありますまい.二度と行きたくありませんな「京急ファミリー鉄道フェスタ」なのでした.

以下は、イベント開始からまだ1時間ぐらいで空いていて、精神崩壊する前のわたしが撮影した写真です.

↓耕耘機エンジンでレール上を動く乗り物.まるでカートです.
↓中古物販コーナーにて、イスと、アルミサッシの枠のような謎の物体.
↓中古物販コーナーにて、ドア.お宅の引き戸として常日頃お使いくださりますと、より一層充実した鉄道ライフをご堪能いただけます.
↓中古物販コーナーにて、天井ファン.これってひら的に欲しい物のうちの一つだ.AC100Vで動くのが¥2000でした.買いませんでしたが.
↓さすがに中古物販ではなく、整然と野積みにされた車輪の山.産業廃棄物ってのはシュールさが魅力的です.
↓赤青黄色の電車を撮影するコーナー.早い時間なので空いてますが、12時頃の此処は地獄絵図と化していました.
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↓帰り道、初台のあたりで遭遇したトヨタの「mirai」.リアビューは昆虫的で落ち着かないイメージでした.どこかから湯気が出ていないか? 水が滴っていないかと見ましたが、そういうのはありませんでした.災害時の家庭用電源として便利に使えそうですね.
かしこ


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1 件のコメント:

  1. この世界はどうかしている! と叫んだからには その地にへばりついて 生計を立てねば成りません。
    一挙に3000年ほど後退です。
    エネルギーの浪費も、税金もありませんが(水洗も車も) アト怖いのは アッシリア の様な征服者が来た時です。

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