気温がグット下がりこて先の温度も低下している候、回路設計者の皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じます.
その不具合の原因は、ケーブルから先を頻繁に交換していたからだと思います.2種類のこて先を使い分けるためにケーブルから先を差し替えるやり方をしてました.
↓交換コテFX-8801
↓ヒーターの分解写真.
温度管理の要であるサーミスタは矢印の位置にあり、その左のコイル状のピアノ線でヒーターの熱を誘導するという仕組みですから、一度分解して再組とかしただけで誤差が生じるわなという構造になっています.ましてケーブル丸ごと交換したらなおさら誤差る.
調べたら、FX888Dには温度校正機能がありました.
ぶっちゃけ、表示温度はウソなので、本当の温度をユーザーが指定する機能ってかんじ.
詳細はここを見るとわかります.
なんと@±150度も調整できてしまうそうです.
試しに50度コテ温度を上げてみたら調子よくなりました.
中華ハンダが溶けない問題も、これで解決しそうです.
直ってよかったです.
かしこ