11月6日以来の心霊体験シリーズです.
日本語の不明瞭さによって、表題は、
-奥さんが行方不明だったのか、
-年金が行方不明だったのか、
がよくわかりませんね.それは、最後まで読めばわかっていただけると思います.
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あれはたしか今年の1月の出来事でした.約1年前.
サラリーマンの奥さんは第3号年金加入者とかいう制度があるので奥さん自身が国民年金に加入する必要がありません.
けれど、私が無職になったので、奥さん自身が国民年金に加入しなくちゃいけなくなりましたので、わたしの国民年金手続きと一緒に奥さんの手続きもするために、自分の年金手帳と奥さんの年金手帳を持って、区役所の中にある年金課に行きました.
奥さんの年金手帳は2冊あるんです.1冊に統合されたものと思っていたんですが、なぜかもともと2冊あるので2冊とも持っていって、窓口に見せました.年金課の窓口でデータベースに照会したら「行方不明になっていた奥様の年金記録があると判明したので統合します」と言われました.
年金のデータが正しいかどうかの個人照会DMは奥さんのところにも来ていたのですが、奥さんがいい加減にそれを見て、OKと返送してしまったので発覚しなかったようです.
で、奥さんの年金が行方不明になった経緯っていうのが、あまりにショボイんですわ.
奥さんの旧姓名を荻野智美(仮名)としますと、その履歴はこうです.
20歳~22歳 荻野智美 所沢市 国民年金 親が加入
22歳~30歳 荻野智美 所沢市 厚生年金 就職先
30歳 平坂智美 品川区 厚生年金 同じ就職先 (結婚)
32歳~46歳 平坂智美 目黒区 3号 無職
46歳~ 平坂智美 目黒区 国民年金 無職
この履歴だったらフツー行方不明になんかならんわけですが、100歩譲って行方不明になりそうなところを挙げよと言われれば、やはり結婚して姓が変わって住所も変わった時点が怪しいと誰でも思うわけです.
と・こ・ろ・が、奥さんの年金記録が行方不明になったのは、たかが昭和62年の就職というイベントでリンケージがぶっちぎれたのでした.すごい暴走システムです.だってさ、名前は不変、住所も不変、ただ就職したため厚生年金に変更した、というだけで、それまでの国民年金記録のリンケージがぶっちぎれちゃったんですよ.腰が抜けてトロトロになっちゃうほどのトロさです.
しかも行方不明の年金の照会作業のテキトーさが伺えます.
荻野智美、所沢市XX町1-22-4、S39年6月11日生 ってどうみても同じ人物の記録が、国民年金と厚生年金データベースにそれぞれ存在していたのに、国民年金サイドからは当方に照会が来なかったわけですから.行方不明の照会作業なんか実際はやってないんだろうね.
申告があったら受け付けりゃいいやという仕事の仕方だね.これはイカサマだ.
--続く--
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