(もう一つの注目作は先日このブログで触れた平坂読の「はがない」)
面白いし、マジメにつくってるし、Fateシリーズにふさわしい出来だとおもいつつ見ているわけですが、マジメもマジメ、そこまでやるか?ってカットが第6話にありましたのでcaptureしました.
ランサーのマスターであるケイネスをソラウが説教する25秒間のカットです.ホテルの部屋をロングで捉えたレイアウトで、ソファセットの手前からケイネスの後ろまでソラウが歩いて回り込みつつ説教しています.これは何のごまかしも無く、手間がかかるカットです.歩きつつ腕を組んだり拡げたりの”演技指導”もしなくちゃいけないし、大変ですよ.
予算をケチりたくば、説教されるケイネスが「うくくっ」とかうめいている顔のアップショットで25秒間済ましちゃえばコストが安くて済むでしょうに、そんなこと微塵も考えてない男気を感じさせるカットと思われます. -----ロングの全身ショットが好きなわたし的には「鉄腕バーディー第1話」を観てすげーっと思って以来といえます-----
Fate/Zeroは、こういった作画ボリュームの多さだけでなく、全般的にレイアウトの切れが良く、戦闘シーンのカット割も優秀で、あぁこのシーンいいなぁと思うことしきりってわけで、このクオリティで最後までいけるのかとドキドキしています.スタッフがんばれ!!!
第6話でキャスターと相対するセイバーとアイリスが車のヘッドライトを背に立つカットも良かったっす.
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