2011年11月3日木曜日

ぬか漬けは熱帯魚飼育よりも難しい

祐天寺のカレー屋「カーナピーナ」に通い始めたのは18歳の時なので、もう28年通い続けてることになります.この店のクローブの強いカレーに私はすっかり中毒になってしまっていて、1週間も経たずに「あぁカーナピーナが食いてえ」とまるで包丁人味平の花田香作のブラックカレーを食べた客のようになってしまいます.------このマンガブログ「岩井の本棚」は分量がハンパじゃないです-----

花田香作ほどではないにせよ、ブラックカレーは秋葉のラホールで食べることができます.

目黒にもクローブリッチな「カレバカ世紀」という店があって、こちらはまだオープン2年ぐらい.なかなかおいしい.

わたしの好物の一つに「カブのぬか漬け」があります.他の野菜のぬか漬けはそんなに好きじゃなくて、なぜかカブだけ好きという.それでぬか漬けを始めてみたのが6月.季節的に夏は難しいんですかね?ぬか床のコンディション管理に失敗し、全部捨てることになりました.

こんな経緯です.

まず、ぬか床をセッティングして1ヶ月間は、漬け上がりの塩加減が強すぎて全然食べれませんでした.そこでぬかだけを足して塩分を初期の66%に減らしたところ、食べられるようになりました.でもたぶんこれが後々ぬか床が死亡するきっかけだったんじゃないかと思ってます.

やがて猛暑の季節になり、乳酸菌が発酵しすぎて漬け上がりが酸っぱすぎていまいちになりました.ネットで検索すると、ぬかの菌は好気性という説と嫌気性という説と諸説あり、毎日かき混ぜよという説とそんなにケアする必要はないという説と諸説あり、わけわからなくなりました.

それまで毎日かき混ぜていたので、かき混ぜるのを2~3日に一度に減らしたら、腐敗が進行してしまったようで、ベンゼン臭がするようになってしまい、こうなるともはや捨てるしかないらしいです.

挫折!!

酸味が強くなりすぎたら、唐辛子またはわさびを投入して乳酸菌をほどよく殺す技も当然のように駆使するものなんだそうですが、熱帯魚飼育のようにPHや各種ミネラルを測るツールがあるわけでもなく、ぬか床のコンディション管理は熱帯魚飼育よりも難しいと思われます.

死滅したぬか床は1ヶ月ぐらい放置状態です.こんどは失敗しないという新しい手法がないので、第2バージョンを始める気がしません.冬に向かうのでよい季節ではありますが...

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