前回の本シリーズでは、カリキュラムについて説明しましたが、今回は実技について写真で解説します.
●最初の授業では、指金・ノコギリ・カンナ・ノミの使い方を習得するべく、20cmぐらいの大きさの砥石台を作りました.材木を凹に手加工して、そこに砥石を置くようにして使うものです.
●安全教育では、危険な工具の王様「丸ノコ」の使い方などを教わりました.あとグラインダも危険です.
●いよいよ住宅組立作業の開始です.
4、5人の6つの班に分かれ、作業場に模擬家屋を作ってゆきます.右図の長方形はサブロクの合板です.一つの模擬家屋のサイズは3畳です.私は6班でした.
●模擬家屋の内部には、トイレと洗面とキッチン居間を作ります.右写真は洗面台を取り付ける直前の状態で、床やクロスを貼り終えた状態です.
どうです、楽しそうでしょ.
●我々は住宅リフォーム科の第一期生なので、何も無い作業場に合板を敷きつめ、そこに墨を入れます.下左はレーザーで墨入れしてます.下中央は、ケイカル板を合板の上に敷いているところ.その上にブリキ製の軽量鉄骨壁下地をくみ上げます(下右).この作業でインパクトドライバはみんな使えるようになります.
室内の作業場なので基礎工事はさすがにやらなかったです.リフォーム科の目的は大工さんになることではなくて、マンションリフォーム屋になることを主眼にしているからです.
この頃はまだ4月だったので、涼しくてよかった.
軽鉄があらかたできあがると下左のようになります.それに石膏ボードを貼って下中央のように壁とします.
下右は調理科が実習で作った昼食メニューをたまに無料で食べさせてもらえます.調理科の教室を覗くと、ホワイトボードに今日の料理の原価計算が書いてありました.¥300ぐらいでした.
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