「弥生青色申告」をそこはかとなく宣伝してしまいましたが、これはステマではないんです.
肝心の確定申告の諸作業は進んでいるかというと、わたしがちょくちょく出入りしている会社の源泉徴収票の発行がいつも遅くて3月10日ごろなんで、2月の今ではやる気が出ないのでまだやらんでイイのだ、と理由づけして言い逃れてしている自分を客観的に心理分析しています.
それと奥さんに簿記の仕分けなどをレクチャーして分担しようと思っています.
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話題は変わってリフォームの話ですが、リフォームってのはいつも予想外のトラブルに出くわして苦心する羽目になるんだよなぁという愚痴でございます.
作業内容は、
・鉄筋コンクリの事務所物件である.
・部屋に入って右面に置かれたスチール棚を、震災対策のため壁に固定する
・部屋に入って左面の壁に、賞状を取りつける用の横木を取りつける (上下2本)
・鉄筋コンクリの躯体にアンカーを打ってもよい
スチール棚は高さ200cmある重量物なので、コンクリにアンカーを打ち込んで固定するしかないだろう.賞状の横木は、アンカーである必要は無いが、壁がコンクリなのでアンカーを打ち込むしかないだろう.
というわけで、わたしが大好きなハンマードリルでコンクリに穴を開けてアンカーを打ち付けて、L字金具でスチール棚を壁に固定するのには難なく成功しました.
次に、賞状の横木を取りつけるべく、壁に水平線を描いていたところ、、、、絶句してしまいました.
え~っ、上だけコンクリじゃないじゃん、この壁どうなってるのぉ?
その部屋の左面の壁は、高さ220cmぐらいまではコンクリで出来てます.なのでアンカーを打てます.しかし、220cmから上は、叩くとバコバコと音がする石膏ボードだったのです.塗装をよく見ると220cmのあたりに凹凸があるが、コンクリ打設時の型枠跡と見分けはつかない.
なんだよこのどんでん返し、、、わ~っっ
天井付近まで叩いてコンクリであると確認しなかったのが己の不覚なんだけどね.耐震診断でこういう部屋ってあったなぁと、思い起こしました.その事務室は、細長い小部屋なんです.そういう小部屋はリフォーム後の姿である可能性が高い.すなわち、元は教室のような大部屋だったのを、2つに分割して細長い小部屋にした可能性が高い.大部屋を分割するための壁をどうやって作るかというと、鉄筋コンクリ造の建物の場合はブロックを積み上げて壁と成すケースが多いように、経験から思います.
でもでも、ブロックを積み上げるならスラブ下端(=天井)までブロックを積んだらいいのに、どうして途中で石膏ボードに切り替えたんだろ? 壁を貫く方向に走っているダクトやら電気配線を避けた可能性ならあるかもしれない.でもその寸止めのせいで、大地震で壁がガラガラと崩れ落ちて来やしねえだろうかと心配になってしまいました.
実は、耐震診断というのは、建物全体の倒壊可能性を判定するのが目的なので、このようなリフォーム壁は強度に寄与しないとして存在を無視するんです.なので、耐震診断をしても、このようなリフォーム壁がガラガラと崩壊するリスクについては、何も言及しないもんなんです.リフォーム壁と知らずに家具を固定してもなんかイマイチとも言える.う~ん、、、
そんなこんなでしたが作業はどうしたかというと、賞状の額を壁に取りつけるだけですから、強度は低くてもOKと割り切って、天井付近の横木は省いて石膏ボードに太めのヒートンをねじ込んでお仕舞いにしました.(下端の横木はアンカーで固定)
浮かない気分で現場から撤収しました.
かしこ
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わたくしの確定申告はかんたんでしたので、受付期間前に小倉税務署まで持って行きました。4月には何十万円かが取られます、(>д<)。
返信削除それは高額納税していただいてありがとうございます.
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