エヴァンゲリヲン新劇場版でロゴが出るのがカラーです.ガイナックスはどこ行っちゃったのかと不思議です.ガイナックスにとってエバは版権ビジネスの要ではなかろうか?
この記事を読む人で知らない人はたぶん居ないと思うけど、カラーというアニメ制作会社は庵野秀明のスタジオで、シン・ゴジラでもカラーのロゴが出てきました.
そのカラーはガイナックスの子会社かなぁと思っていたのですがそうではなく、カラーはガイナックスからエヴァの版権を引き継いだそうです.だからエヴァ新劇にはガイナックスのロゴは出ない.
そして昨日のニュースによると、カラーがガイナックスを訴えたそうです.
一瞬、えっ逆じゃないの?と目を疑いましたが、約束どおり1億円支払えよとカラーが文句云ってるそうです.エヴァの版権使用料や貸した金が1億円だそうです.
ネットを検索しても、エヴァの版権がカラーに移った経緯についての情報は見当たりません.
エバンゲリオン(1995)のヒットの以後、ガイナックスはあまりヒット作に恵まれていませんね.
彼氏彼女の事情(1998)は庵野監督で、TVアニメとしてはとても面白かったのですが、末永く版権で食える作品ではありませんでした.ひら的には、アニメ制作会社が少女マンガ企画をやるようになったら、その制作会社は企画に困って詰んでいるという法則を発見し、それを信じているんです.ガイナックスはエバの次にはもう少女マンガをやってたのか、、、う~ん縁起が悪かったかもしれんなぁ...
ガイナックスの低迷を決定したのは「まほろまてぃっく(2001)」なのかな、と個人的に思っています.記憶では山賀博之が原案でした.社長自らの企画ですから力が入っていましたが、ビッグヒットには至りませんでした.エバから5年経ってそろそろ次のヒット作品が欲しかっただろうとお察しするんですが. (わたしはまほろさん面白かったけどね、艦これやガルパンみたいな持久力はなかった)
グレンラガン(2007)はスマッシュヒットでした.
その後は目立ったオリジナル作品の企画はあまりなく、低迷してる印象です.
(同時期に対照的にシャフトが絶好調でした)
倒産したマングローブは、自社企画作品を連発していた初期から、だんだん企画に元気が無くなって、しまいには倒産してしまいました.その姿がガイナックスにダブります.
別の情報では、2014年発行の貞元マンガ版エバ14巻でガイナックスの名が消滅していたそうです.エバの版権を切り売りしないと存続できなくなっていたのかしら?と推測しますが、今回のカラーによる提訴で背景事情が次第に表に出てくるのではないかと期待するわたしです.
かしこ
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