レジの方から、自転車コーナーを通り過ぎて奥へと歩いていたわたしでした.
同じ通路を、奥からこちらへ歩いてきたお婆さんが、一切の躊躇無くわたしに向かったコリジョンコースを歩みます.そして通せんぼで立ち止まったわたしに抜き打ちで質問するんです.
「あの、これどういうのでしょうか?」
お婆さんが手に持っているのは、太くて短いマジックインキです.慄然とするわたし、、、こいつ、オレを完全に島忠の店員と勘違いしてやがる.
「オレは店員じゃねぇんだよ」と悪態つこうか、素直にマジックインキの説明をしようか、瞬間で決めました.質問が簡単だったので、説明する方が労力が少なくて済みそうだったのです.
「これはすごく太いやつで、紙に名前書いたりするには太すぎますね」
と回答しました.
「ああやっぱりそういうのね」
と納得して別のペンを探しに行ったお婆さん.その時のわたしは北海道のAEONで買った防寒のまっ黒なジャンパーを着ていまして、島忠のユニフォームと似てるのかな?と店員を目で追いましたが、島忠のユニフォームは佐川急便のようなブルーのユニフォームだから全く異なります.一体どういう見立てで、わたしが島忠の店員に見えたのだろうか???
心の目、というのがあります.
運転免許書き換え時に矯正視力が足りないくらいの視力しかないウチの奥さんが、どういうわけか街の風景からイタ飯屋だのフランス料理屋だの焼き鳥屋だのを選別・発見する特殊能力を発揮します.心の目です.
ゼロ戦撃墜王の坂井三郎が、負傷して片目の視力がほとんど失われてしまったにも関わらず、編隊飛行中に米軍機を最初に発見したという特殊な視力を発揮したそうです.これも心の目です.
わたしを島忠の店員と思い込んだお婆さんの心の目には、わたしがどう映ったのでしょうか?
きっと、お婆さんの心の目が見通したのは、親切に接してくれる人という属性をわたしの姿から察知したのでしょう.ご老人に親切に接する属性とは他でもありません、民生委員属性のことです.すでに高濃度の民生委員臭が身体から発散するようになってしまったのかと、身震いしてしまいました.おぞましい...
実をいうと、島忠に行く直前に、近所の老人宅を愛想良く巡回してたんだよね.その精神波動の残滓をお婆さんの心の目がキャッチしたのでありましょう.
わたしは、民生委員なんか潰れてしまえと公然と言ったり書いたりしていますけど、その怒りをサービスを受けるご老人に向けるような幼稚な真似は一切しません.だってサービスを受けるご老人に罪はありませんからね.罪なのは、尊いボランティアなどと嘯いている行政と、尊いボランティアとおだてられてその気になっている民生委員諸氏ですから.fuck!
おぞー
わたしは、道を歩いているとよく人に道を聞かれます。
返信削除コンビニへ行く途中で訊かれることが多いのです。
近所の人に見えるのかなあと思いつつ、自分がどてらを着ていることに気づくのでした。どてら、暖かくてサイコーです。
どてらは今のわたしも着用しているところです.
削除しかし自宅から10m以上離れる場合には別の上着に替えるようにしています.
今日は運転免許の更新日で鮫洲へ行きますので、どてらは脱いで出かける予定です.
逆に私は人に聞いてしまうタイプです。先日秋葉原の千石にてコンデンサーを買うとき、最初は店員に『6.3v1000μFのコンデンサを探しているんですけど』と聞いたところ【・・・その辺にあるから自分で探して】と軽くあしらわれました。
返信削除流石、昔ながらの秋葉原です( ̄ω ̄;)
そこで、コンデンサ売り場にいるお客を捕まえて、上記の内容
・6.3v1000μF
・パソコンのマザーボードに使用する
・電気電子回路の素人(リレーシーケンスは解る)
等で質問したところ。
・パソコンに使用の場合は、高温対応のタイプが良い
・極性があり、コンデンサのブリントや足の長さで判断する。
など親切丁寧にお客に教えていただき、無事購入する事が出来ました。
どうしょうもなく困った時は、お客に聞くのもアリかな?と思っております。
千石はぶっきらぼうな方ですね.コンデンサは地下1階かと.
削除そのお客は鬼のように親切なので、民生委員エレキ部所属とプロファイリングされました.