昨晩、某秘密結社の忘年会において、かめ入りの紹興酒が出てきました.みんなで
「しょ~こ~、しょ~こ~、しょこしょこしょ~こ~」
と合唱してから開封.開封って言ったって、天端の石膏で固めた部分を叩き割るようなもんでしたがね.↓開封後の様子.
スペックは、8年熟成品、16度、9リットル入り、参加者は16名(うち女性5名)ですから、単純割で一人当たり562ml呑むのがノルマというセッティングになっていました.酒の呑み方が専らちゃんぽんであるひら的には、紹興酒縛りにどの程度の耐性があるのかは未体験ゾーンでした.
かめ入り紹興酒の美味しい部分は、上澄みの1/3ぐらいです.澱が下に沈殿するので、上澄みのさっぱりした部分が美味という理屈です.後半になるほど旨さがブーストされるのが好ましいですが、上から汲み上げるのだから仕方あるまい.
この中華料理屋では、数日前からこの場所にかめを置き、澱が沈殿するのを静かに待つのだそうです.
まずは上澄みから賞味します.さっぱりした飲み口です.甘みは少なく、苦味がやや優る.フツーに旨い.
中盤の部分になると、澱のパーセンテージが上昇したためと思われますが、牛乳の脂肪で舌がマスクされたかのような、まったり感が出てきます.香りや味は不変なのですがね.
終盤の部分は色が黒く不透明になっていました.もうお腹が一杯なのと、紹興酒縛りがキツくて、あまり飲めませんでした.
というわけで、単一のかめの上中底の味の違いはわかりました.
今回のかめ酒が絶品だったのかどうかは判らじでありました.
かしこ
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こんばんは、奇遇なことに、わたしも5年熟成の塔牌紹興酒を呑んでおります。
返信削除カラメル色素とかで色つけされているので上等なものではありません。
平坂さんには今度は白酒をぜひおすすめしたいです。
白酒は未熟成の紹興酒でしょうか? それともパイカルの一種?
削除中国でパイカルは老酒(ラオチュウ)とも呼ばれていました、蒸留酒.
中国本土で飲む、もとい飲まされるラオチュウは雑味が多くて、酔い心地が悪くてしかも二日酔い必至という悪魔のお酒でした.げろー
蒸留酒のほうです。瓶入り老酒は、中華料理屋さんで飲みましたが、死ぬほど呑んで、翌日は一日死んでいました。もったいない休日の過ごし方でした。<(_ _)>
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