2011年12月9日金曜日

パチンコCR宇宙戦艦ヤマト2のPVを作った人は極めてエライ!

何年か前のこと、TVCMで流れていたCR宇宙戦艦ヤマトのプロモーションビデオの出来の良さにシビレまくってたことがありました.日曜日の午前のサンデープロジェクトで流れていたCMだったので、スポンサーのSANKYO製の台だと思います.


今観ても、当時の感動は変わりません.これを作った人は、かっこよく見せる方法を本当によくわかっている優秀な映画屋だと思います.誰かは知りませんが、作った人を尊敬しています

散らすようにたくさんのコスモゼロを飛ばし、その背後から巨大なヤマトがドカーーーンと海面を割って飛び出してくる冒頭のシーン.迫真力満点です.








水しぶきを振り払いながら水上へと浮上するものの、大きすぎて画角に入り切りません.

ゴミのように小さなコスモゼロが周りを飛んでいます.

旋回時のコスモゼロの機動も実に良くできていて、CGにありがちがヌラヌラ感は全くありません.


そしてここが極めつきの演出でして、ヤマトを垂直に飛ばすんです.カメラがぐるりと回り込みつつ、画角に入りきらないヤマトをなめるように撮影しています.すごいー、イケすぎてるー.

垂直飛ばしは、TOYOTA SUPRAのCMでもやってました.あのCMもなかなか良かったです.


 













そしてこの雷撃の火線が極めてカッコイイいいです.ヤマトが最大戦速なので、火線が後方に下がるように動かしているところも作った人のセンスの高さだよねえー.感心感心.

上からのビーム攻撃にバシュバシュ晒される艦隊戦は、他では観たことがないです.ホワイトベースとザンジバルがすれ違いざまに粒子砲を打ちあうシーンは緊迫感があって優秀なシーンですが、あれは火線が水平でした.マクロスの艦隊戦も火線は水平でした.

機銃群が動く動く.これは左舷でしょうか?

これだけ打ちまくればブライトさんも左舷の弾幕がうすいとか文句言わずに済んだことでしょう.


 キャプチャー画面だと判然としませんが、巨大戦艦を前にしたヤマトが小さく映されています.ここではカメラを水平に回りこませることで、彼我のパース変動の差違を際立たせ、大きさの違いがより鮮明になるように写しています.こういう動的なカット構成って意外とできないもんなんですよ.これを作った人は判ってる人だなぁ.

ガンッというSEとフラッシュでカットを切り替えているのもGOOD JOB.

アンドロメダも意外とカッコイイかもね.

ハルヒの艦隊戦を思い出してしまうカットではあるがな....








これを使った人はエライ! えらすぎる.ちゃんと判っていらっしゃる.ありがとう!

キムタクの宇宙戦艦ヤマトには、このレベルを期待してしまったわたしでしたが、その期待は裏切られました.

1 件のコメント:

  1. ただ一つ問題が、P店の店長資格は、売り上げ半分を隠すこと、
    北へ送金することです。

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