法人登記するには、いろいろな手続きを経る必要があります.体系的な解説はその手の本がたくさんあるので本を読んでもらうとして、私の体験談を書こうと思います.ちなみに私が読んだ本はこの一冊だけです.
法人登記するには、脳内で考えなくちゃイケナイことがいろいろあって、会社名、社長、資本金、取締役、営業内容、決算日 などです.これらは本を読んで脳内で考えりゃいいことです.わたしはこのようにしました.
会社名 BANGFLAT株式会社
社長 わたし
取締役 おくさん
資本金 10万円 (根拠はないですが、1円だと世間をなめすぎかと思ったの)
決算日 6月末 (7月は税務署がヒマらしい)
公告法 官報 (中小企業はサボるのが普通)
営業内容
1.電子部品、コンピューター、その周辺機器の設計、製造、輸出入、販売、技術コンサル
2.イベント、セミナー等の企画、運営 ------奥さんが私にも一枚かませろと要求したので
会社名がなんでBANGFLATなのかというと、平坂→FlatBurn→BurnFlat→BangFlat というもじりです.あと、グラウンドゼロとかビッグバンみたいな語感なのでいいかなぁと.あと、.comにも.jpにも.co.jpにもなかったので.
ここまでは脳内で考えてりゃいいんですけど、会社の定款の作成は法人登記のために対外的に活動しなくちゃいけない最初の仕事になります.
オウム事件の被害者で「目黒公証役場の苅谷さん」という方がいらっしゃいましたが、定款というのは、公証役場に届けて公証人に承認してもらうという不思議な手続きをします.婚姻届みたく友達でもいいんじゃね?とはいかないようです.普通に処理すると定款作成費用はかなりかかります.
●定款に貼る収入印紙代 4万円
●公証人手数料 5万円
●定款謄本代等 2000円
●行政書士手数料 5~15万円 (法人登記一式費用)
わたしはケチりたいので行政書士のお世話になりたくはありません.
また、電子認証すれば 収入印紙代 4万円をチャラにできることもわかりました.
そこで、電子認証を自分でやるにはどうしたらよいか調べたところ、数万円もするpdfのソフトを買わなくちゃいけないのでギブアップ.さらに調べたところ、こちらの行政書士事務所ですと、電子認証した定款の作成手数料¥5000で請け負ってくれることがわかりました.定款を書くにあたり、会社の営業内容のテンプレートを知りたいですが、この行政書士事務所では営業内容データベースを検索できたりもするのでとても便利です.みなさんも、法人登記なさるときはこちらの事務所で定款を作成しましょう.------手続きは定款の他にもいろいろあるので、それが嫌な人は行政書士に頼むしかありませんが-------
その事務所とのやりとりは次のようになりました.
①申し込みメール送信
②定款を書くための基礎的な情報を質問されますので、返信
③定款の案がpdfで送られてきますので内容をチェック.無修正でOKでした
④お金を¥57000振り込み
⑤数日後に、公証役場で承認されたBANGFLATの定款が郵送される
たったこれだけでした.しかも、¥57000でやってくれるなんて、なんとうれしいことか.
というわけで、ここまでの起業費用は、
●定款作成 ¥58,020 (振込費用¥420+印鑑証明¥600を含む)
--続く-- つぎへ 前へ
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返信削除いよいよ設立ですね。おめでとうございます。ヾ(*´∀`*)ノ
返信削除司法書士のNさんに依頼するというのもありましたね。