egobarにはメニューがありませんでした.なので、こんな酒を飲みたいというと、マスターが考えて出してくれます.ロングかショートか、ロックか水割りか、オレンジかグレープフルーツか、スピリッツか、そんな要望を言えば何か出してくれます.
それでその酒がおいしいと、次回も同じのをもらうわけですが、もともと酒の名前でオーダーしたわけじゃないので酒の名前がわかりません.なので各自適当な名前で頼むことになります.バーテンはマスター1人なのでそれで話が通じるので実害はないわけですが、各自適当につけた名前は一般的には全然通じないおかしな名前となります.
「苦いやつ」
「もも」「きょほう」「ザクロ」「いちご」「キゥイ」
「炭酸弱め」
「名前が読めないモルトの量が少ない方」
「コアントローにライムいれて炭酸でわったやつ」
「イチゴの味がするモルト」
「塩のないマルガリータ」
もちろんカクテルの名前も通じるので、ハイボール、マルガリータなどでもオーダーできます.
ハイボールといえば、egobarではラフロイグで作ったハイボールを出すことがありました.わたしはあまりハイボールを飲まないのですが、「え~っラフロイグですかぁ?」と興味が湧いて飲ましてもらったことがあります.ラフロイグのヨード辛さによって硬い味わいのハイボールになってました.
以前ちょくちょく来てたお客さんで、「GET31にジンとクリームを入れて振って」のような、自分で考えたカクテルのレシピをマスターに作ってもらうというユニークな方がいらっしゃいました.マスターは「え~っ、それってありかぁ~、まぁいいけど」などといいつつ作ってましたが、あれらは旨かったのかなぁ???
値段の安いウイスキーに高いモルトをチョイ足しして、よりおいしいブレンデッドウイスキーにしていただく、なんつう遊びもしましたね.
楽しかった.
続く
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