韓国海運倒産でよぎる一抹の不安

いま、中華通販のbanggood.comからとある電子機器が届くのを待っているところです．日本円で１万円ぐらいの品です．到着しました、使っています、などと公表するとタイーホされちゃうかもしれないのでどんな商品なのかはヒ・ミ・ツ．

中国の何処かから発送される国際便だけど意外な事に送料は無料だったりする．それが中華通販の有り難いところ．
もちろん＄３０とかの高額の送料を支払うとDHLの航空便で２～３日で届かせることも可能ではあります．しかしそれだと中華通販する意味が薄れますので、なるべく送料無料で利用します．

送料無料とは、国際郵便小包なら無料ということのようで、trackingは出来ないし、到着までに２０日もかかったりといろいろな不便はあるのですが、無料なら文句言わない．いつも忘れた頃に届きます．

中国の何処かの通関～日本の何処かの通関まで２０日もかかるってどういうことなのか？
航空便で２０日は有り得ませんから、たぶんコンテナの船便なんでしょう．深圳か香港の港を出たコンテナ船が、南シナ海と東シナ海を渡って日本に着くまで２０日というのはありそう．

ゆえにわたしがオーダーしたヒミツの電子機器は、いまごろ東シナ海をプカプカ浮いてるところと考えられます．

折り悪く、韓国で最大の海運会社が先週あたり倒産しましたよね．港湾使用料や陸送費用が支払われないと予想されるので入港が拒否され、倒産会社の船は哀れ洋上でプカプカ浮いている倉庫と化しているというお気の毒な状況です．そのうち食料が尽きたら乗組員が飢え死にして幽霊船になるしかないですね．

そこでここ数日のわたしの気分が憂鬱な理由は、わたしの電子機器が乗ったコンテナが、もしも倒産した韓国海運船に載っているとしたら、とてもじゃないが２０日程度で届く気がしないってことなんです．
乗組員が飢え死にした幽霊船を日本の港に曳航して、荷主の保険手続きが終わらないと荷物は動かないんじゃね？ ボクチンの電子機器はどうなっちゃうのかなぁ？ 人は死んでもいいけど、荷物の保全をキチンとたのむぜ．

少し期待しちゃうこともある．
中華通販には、XX日以内に届かなければオーダーキャンセルしてもOKという仕組みが備わっていることがあります．オーダーキャンセルして、クレジットがrefundされ、なのに商品だけがひょっこり届いたりするラッキーはないかなぁ？ 軽くネコババだがね．

どうか、日本の海運会社であってクレ．


追記２０１６．９．１７：  荷物が届きました、お騒がせシマシター

かしこ


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