シンゴジ→君の名→聲の形、、、予想は常に外れるもので、、、

シンゴジの興行収入は１ヶ月で５３億円ですか？ 順調に伸びているようで、はたして７０億まで行くのかどうか？

シンゴジを見た初回で、これは女子にはウケないわ、と思った．今でもその考えは変わらない．だがしかし、状況を見ると事態は全然そうじゃなくて、シンゴジ女子がたくさん発生しているようですね．

いったいなぜに？？？

フジTVの麻雀番組で「割れ目でポン」というのが年一回程度放映されています．１年ぐらい前の割れ目で、いつも出場している萩原聖人がすごく不調だった．見ているコチラが疲労困憊してしまうツキの無さ．ところが、その萩原が役満和了ってその大会のTOPになった、そんな成り行きでした．

状況が悪くて、追い込まれて、耐え忍んで、、、ラスト一発の大逆転というストーリーをわたしは好みます．その大会の萩原は演技ではなくて、彼の独特の運気がなせる技でしたから、萩原に大いなる畏怖を感じたものでした．
そういう感動の仕方って、男の性質なんじゃないかと思う．女子はそういう感動の仕方をしない生物なのではないかと思う．ロマンを追いすぎな男のバカさと、現実主義的な女の利口さとの相違とでも謂おうか．

♪またひとつオンナの方が偉く思えてきた～♪

シンゴジの面白がり方にはもちろんいろいろな「重箱の隅」が在るだろうけど、シンゴジの基本構成は、どんだけ追い込まれちゃうんだろ→打ち克ってホッとした、なのだから、とても男性オリエンテッドな気がするんだよね．でもシンゴジ女子は大量発生している．．．

残念なことにわたしは、ある日は男性ばかりの仕事だったり、またある日は家に閉じこもっていたりするので、「ワタシのシンゴジ評価ポイントはねぇ」みたいな女子の意見を聞く機会があまりないので、シンゴジ女子の実態調査をできません．
先日の都立大学マンガ研究会OB会でかつての麻雀仲間の女子がシンゴジを観たと言ってたが、さほど高評価だったわけではなさそうでしたのでサンプルの役には立たなかったにょ．

というわけで、シンゴジ女子大量発生の謎はひら的には未究明のまま残されているのです．

たぶん観ただろう、そして言いたい事があるだろうと思われる女子が若干名いるのでそいつらの意見を聞いてみたく思ふ．

＃ちな、坂上忍の麻雀はタンヤオ系の明るい麻雀だと判明しましたｗ

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「君の名は」の公開初週に東宝が「興行収入６０億行くかも」と発表しまして、いやいやいくらなんでもそれは無理なんじゃないですか？東宝さん、と思ったわたしでしたが、すでに、

公開8日で27億、、、どひゃ～っ

使い古された表現をしますと

「き、傷ついた戦艦一隻にリック・ドムが12機も？ば、化け物か」

と椅子から半分転げ落ちかかっているわたしがいます．

またしても予想が大ハズレしておるところです．（いい意味で）

新海誠、出世したなぁ．現代アニメ業界のシンデレラストーリーじゃないでしょうか？ 元はと云えばぼっちでコツコツと自主制作してたアニヲタで、どこの制作会社在籍歴もない人ですから．目出度いハナシだ．

もちろんわたしは好きですよ、新海の作風が．「言の葉」はわたしのストライクゾーンでもある．

ただし、宮崎、高畑、富野、押井らに比較すると新海は２ランク落ちな人材であるし、将来も巨匠４名に匹敵するほどに育つ可能性は少ないと思う．ちなみに、庵野はこれら巨匠に比較すると１ランク落ちかと思うが、もしかしたらこの先化けるかもしれない．ひら的な勘だけどね．

その勘とはどういうことなのかというと、巨匠４名が生きた時代ってのは、アニメがサブカルだった時代で、メインカルチャーからの抑圧が強かった時代で、仲間は実写畑からの落ち武者ばかりで、そんな淘汰圧を食い破ってきた凄みを巨匠４名からは感ずるんです．

現代ではどうかというと、企業の広報部長がガンダム世代か、もしかしたらエヴァ世代かもしれません．宮崎駿を発掘した手口がコンテンツビジネスの大成功モデルとして認知され、様々なメディアがアニメにアクセスするようになりました．

そんな風にアニメがイケイケになった時代背景を孵卵器として羽ばたきつつあるのが新海誠だとわたしは思います．巨匠達の時代であれば、新海は死産で終わっていたでしょう．新海の初期の作品は皆、巨匠達の模倣から始まってもいます．
そういったトントン拍子な育ちの良さが今後の新海に災いを起こさないと良いのですがね．宮崎駿が「ナウシカ」でメジャー化したのが４４歳．新海が「君の名」でメジャー化したのが４３歳．新海には１０本ぐらいのフィルムを作る人生の残り時間がありますから、死ぬまでオファーが絶えない映像作家でいて欲しいと思います．

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京アニ制作による「聲の形」がまもなく9月17日に公開です．

「観るべきだ」、、、とわたしのゴーストがささやきます．

「障害者とイジメのハナシなんてオマエの守備範囲じゃないだろ」、、、とわたしのもう一つのゴーストがささやきます．

揺れる気持ち、、、

しかも監督が「K-ON」と「たまこま」の人だとは、、、不安を感ずる．

京アニの作風で作れるか？ 評価の高い原作に負けぬアニメ版となるか？ 原作クラッシャーか？ 原作に匹敵せずか？

アニメ版「聲の形」のことを考える度に憂鬱になってしまいます．


シンゴジ女子発生→君の名２７億→聲の形  と良い意味で予想が外れるように希望します．

かしこ


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