相性の悪い人について

今回は心霊体験枠でお送りします．


夕食を食べようと最初の一口を運ぼうとしたその瞬間、、、プルルルルとケータイが鳴る．
わたしは激怒して言い放ちます．

「誰だ？ この悪タイミングで電話なんかかけて来る奴は？ 絶対出ないからな！」

隠しカメラで悪タイミングを見計らっているかのごとく、いつも悪タイミングでばかり電話をかけてくる人がいます．なぜかそいつとは相性が悪いのです．

それ以来、悪タイミングで電話が鳴ると

「ど～せまたXXさんよ」

「あぁそうだそうだ」

という会話が我が家のリビングで交わされます．

XXさんとの相性が悪いのは電話においてなのですが、別の面で相性が悪い人と出会いました．

失踪した父親のデイケアを始めるために、ケアマネージャという職業の人と相談します．父親が失踪したのは11月16日、それから地域包括センターにコンタクトして、要介護認定を取り、ケアマネにアクセスしたのは年の瀬も押し迫った時期になっていました．ケアマネと打ち合わせするのは年明けにしようと平坂家としては思っていました．

失踪事件後はわたしも通院に付き添ってますから、医師と老夫婦の会話を傍目で見るわけです．老人特有の要領を得ない回りくどい喋り方と、老人特有の状況察知能力の低さのため、医師との意思疎通が出来てません．質問と回答のすれ違いから相手のスタンスをリアルタイムで推定する能力がゼロなので、医師の説明不足などという被害妄想が醸成されちゃってたりしててもうグダグダです．はぁ～、、、生きるだけでもキツそう．

なので、ケアマネとの打ち合わせにはわたしも出席することとし、わたしの１月の都合を母親に告げておきました．

ところが、、、なんとケアマネさんから12月30日に打ち合わせしましょうと連絡が入りました．12月30日になんか働くなよ！  その日のわたしは忘年会なので延期するよう意見具申しましたが、母親曰く、ハナシを聞くだけだからアンタは来なくてOKとのことでした．わたしとしては納得できませんでしたが引き下がりました．

12月30日の第１回ケアマネ会議の議決の一つが、次回は1月10日にするでした．1月10日ならわたしの都合もOKです．

ところが、、、1月4日の母親からの電話で「1月5日に繰り上がった」と言うんです．そんな変更なんか応じずに1月10日で押し通せと告げましたが、悪いのは母親だったのです．第１回ケアマネ会議で一旦は10日に決めたのだが、直後にケアマネが5日に変更し、母親がそれを失念していたのです．老人の情報処理能力を超えてしまったか．．．
結局、わたしが同席できない12月30日を不承不承黙認したのは失敗でした．何かしらやらかしてくれる．

こちらサイドのミスでもあり、なんとか都合をつけて第２回ケアマネ会議に出席したのが本日1月5日だったのです．
ところが、、、出掛けにガレージで不運な事故が生じました．Ｌ字側溝で右足を捻挫してしまったのです．明日から耐震診断業務で太田市へ出張するその前日にビッコになっちゃった．これで毎日２万歩を歩くのですから地獄です．

←Ｌ字側溝の例

そもそも、ケアマネさんのアップテンポに平坂家が振り回されてるのがビッコの遠因なわけです．12月30日でケチがつき、1月10日でケチがつき、1月5日でビッコ確定ですからね．問題の無い日が無い．よほど相性が悪いのでしょう．

人生終わりました