いまや慰安婦像はUSにたくさん設置されています.USで最初に慰安婦像が設置されたのがグレンデール市で、同市の慰安婦像を撤去せよという訴えをUSの最高裁へ提出したGAHTという日本の保守系団体があります.
結果的には、この訴訟は棄却されました.裁判にまで至らなかったのです.
その敗退報告会が、わたしの家の近所、歩いて10分かかるかどうかという場所で開催されました.目黒駅からも中目黒駅からも少々歩かなくちゃいけない小さな会議室でどうしてこんなイベントをやるの?とエイプリルフールですし不思議な気がしましたが、見学しました.100人ぐらい集まってました.
トランプ当選を予想していた藤井厳喜氏が来てました.アンチグローバリズムの保守論客です.著作もいろいろあります.わたしが生の藤井厳喜氏を拝見するのは2度目でした.藤井氏は、動画で見るよりも生の方が迫力があります.
US最高裁における論戦での負けっぷりはどんなだったかというと、
・US最高裁の裁判官は一名欠員で現在8名、うち保守派4名 ←4名獲れば勝ち
・GAHTの主張は完勝であった
・それに加えて日本外務省がGAHTへの支援文書をUS最高裁へ提出 ←画期的
・慰安婦像擁護者はベタ降り状態で「河野談話」が根拠だとしか言えなくなった
・これで楽勝と思ったが、なぜか棄却 ←棄却理由は説明されない仕組み
戦後70年経っても、やはりまだまだ戦後なんでしょうな.どっちが戦勝国でどっちが敗戦国か、歴史修正主義を許さない、みたいなWGIP設定は全く変わっていないのでしょう.それがひょっこりと変わってしまうようなラッキーな事象ももとよりありませんし.
しかもオバマやクリントンのようなリベラルがUSの平常モードであって、就職を控えた学生がトランプ支持とSNSでほざいたら就職に不利になると聞きます.マスコミは相変わらず反トランプ記事ばかり.日本のマスコミも相当酷いけど、ポリティカルコレクトネスで市民生活までもが規制されてしまうUSは日本よりももっと縛りがきつかろう.
そんななのだから、US最高裁で負けるのも仕方なしという気がします.残念ですが.
ただ、USにおける慰安婦像撤去の運動がこれで終わる気はしません.なぜか?
韓国のやりすぎに日本人がすっかり立腹してしまっているというのもあるでしょうが、それよりもUSで直接的に虐め被害を蒙っているのは、US駐在日本人の子供達です.US駐在→帰国して出世というキャリアパスが主流になるにつれ、慰安婦像のせいで子供が虐められた経験を持つ日本人エリートが継続的に量産されるようになっている.彼らは各界で発言力があるでしょうし、慰安婦が朝日新聞の捏造であることも知っています.だから、USにおける慰安婦像撤去の欲求が衰えてゆくはずがありません.
戦争で負けたのがきっかけなのだから、次の戦争で勝ち組にならなくちゃケリがつかないだろうなぁ.さもなくば特亜三国の政治体制が変わってしまえばいいんだよねw
かしこ
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