2025年7月18日金曜日

夫婦の会話シリーズ(3) 家事は折半?

はいっ、今週も夫婦の会話シリーズのお時間がやってまいりました.

日夜婚活動画を研究しております.

Q:家事は折半でいい?

A:はい、失格質問! 思考力が停滞してません?

こんな事言われたら軽く説教しちゃうと思う.
わたしは女子に優しくない.

これねぇ、婚活の現場だと異性との駆け引きという微妙なシチュエーションなので思考力をセーブしてしまうというか、あまりズケズケと議論しないというか、よくないです.

ただし絶対に誤解してほしくないのは、ヒラサカは細かい取り決めというものが嫌いです.
そういうのは雰囲気で流動的に落ち着きどころが決まるべきだと思うから.

たとえば、初めて入店してみようかと思うバーがあるとします.
店の前まで行くと、ドアに「当店の接客のルール」が掲示してあったとしたら、なんじゃこのへんちくりんな店はと呆れてスルーしますがな.
現実に起きるのは、、、
 ・重いドアを開ける、席の配置や数をみる、キャパによって接客は変わる
 ・暗い照明に目が慣れぬ中、並んでいる酒の銘柄をみる
 ・置いてある酒の種類でどんな店なのかを察知できる
 ・バーテンさんが1人なのか複数でやってるか、バイトが輪番でやってるのか
そうゆう「実体験を通じてお店との関係性を構築する」のが粋なんです.あらかじめ「当店の接客方針」なんか貼ってあったら無粋でそんなのバーじゃない.ラーメン二郎です.

女子とのつきあいもバーと似て、「駆け引きを通じて固有の関係性に落着」させるべきじゃないですか?
生身の女子の属性要素はいろいろあるでしょう:
食事の趣味、嫌いなもの、ご飯党、パン党、ケチんぼ、金遣いが粗い、しょっちゅうTAXIに乗る、几帳面、ずぼら、酒が好き、下戸、二日酔い、乗り物で寝る、酔う、即断即決、料理を食べさせるのが好き、毛深い、二日目が重い、便秘がち、おしっこ近い、汗かき、いつ入浴するか、叡智が好き、ディープキスがすき、騎乗位がすき、、、、などなど.
このような表面から下の方の事情までをいちいちチェックリスト化したら異常人格者なので、生身の女子の属性を探るのは出たとこ勝負の現物合わせしかないです.(できれば結婚前に済ましとけよな)

という基本スタンスを明らかにしたうえで、、、冒頭の質問です.
 Q:家事は折半でいい?
こんな無理筋な質問を発する時点でその女子の知性が知れてしまいます.

なぜなら業務契約の場面を思い描いてみたらどうでしょ?
 「利益も損害も折半でいい?」
 「オレの担当は責任もつけど、アンタの担当は知らないよ」
 「お互い対等でいこうよ」
 「利益折半は歓迎するけど、損害まで対等に引き受ける気はない」
無理筋な契約は決裂です.

婚活に置き換えるならばこうゆうことになります.
 「家事は折半でいい?」
 「家事の定義をしないと回答不能だよ」
 「あなたって思いやりのない嫌なヒトね」
 「お前がバカなんだよ」
 「ムッ」
 「その家事って、几帳面なキミの家事を達成目標にするのか、ズボラなオレの家事を達成目標にするのか、どっちを想定してるんだい?」
 「それはアタシのやり方に決まってるじゃない」
 「なんでキミが達成目標を決めるんだい?」
 「だって家事は奥さんの責任だもの」
 「それならキミが主担当で、オレはお手伝いって言ってるじゃん、折半はどこいった?」
質問が無理筋なので喧嘩にしかなりません.
どうせ真面目一途なオンナがマウント取りたいだけだろ? その手にゃ乗らないよ.

だけど実際に、結婚前に「家事は折半」とか諸々を話し合っておけとアドバイスする婚活コンサルが居るんだから怖いわ.そんなんで本当に上手くいくの? 対立を煽ってない?(汗)

さらにそうゆう風潮に拍車をかけているのは、「なんでもランク主義」が絶賛流行中なので、配偶者候補についても厳格なランク付けが奨励されるという歪んだ世相になっているとも思います.

生身の配偶者候補を生身なりに味わう姿勢こそが第一に奨励されるべきであって、だけどいまの婚活文化は条件闘争が第一優先になっているような気がして、それは違うんじゃないかなぁ.

アニメにも生っぽいキャラがいます.加藤恵なんか相当めんどくさい.ああいうキャラを目にするとエッチい二次創作の発想が湧くってもんよ.

#家事を折半するのなら、ずぼらな側に合わせなくちゃいけません.高い期待値は禁物.

かしこ

3 件のコメント:

  1. >(できれば結婚前に済ましとけよな)
    こういうこと言うから、やっぱり、
    ・チェックリストが必要
    になっちゃうんですよ・・・
    ※日本人は、小さいころから、例えば、
    ・修学旅行の栞(しおり)
    とか言って、「チェックリストで確認すること」に、慣らされてますから・・・
    「入学準備の栞」とか言って、「上履きの用意」「ランドセルの用意」「挨拶の練習」・・・etc
    と、小さなころから「洗脳」されてるので、まぁ、
    ・婚活の栞(しおり)
    とか、出てくるのは仕方が無い。
    ※特に「入学準備の栞」をよく読まずに、「上履きの用意を忘れて」
    ・先生に叱られた経験(まぁ、良く有ることです(笑)
    がある人は、
    ・今回は、絶対失敗しないぞー!!
    と言って、「婚活の栞」を、「隅から隅まで読むように」なってしまうのです・・・

    ※賢明なるこのブログの読者はお気づきだろうが、まぁ、そもそも、
    ・完璧な、「婚活の栞」
    なんてモノは「作れる訳無い」ので、そういう意味では、
    ・行き当たりばったり
    は、アリかな?とは思わなくはない。まぁでも、別に「婚活の栞」はあってもいいと思います。ソレが「絶対ではない」と、分かってればね。

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    1. あははー おもしろー
      婚活にも品質保証を適用し、
      OECD参加国共通の結婚能力ISO69000を策定するグローバリズムは幸福の証

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    2. 結婚チェックリスト、
      netを探せばある気がして怖い

      オレなんかパワハラのモラハラの人間失格だもんね

      なお現在酒呑み中

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