2025春アニメはとても楽しめました.2025夏はもっと凄いラインナップだけどね.
2025春アニメを振り返って参ります.
履いてください鷹峰さん
ウェ〜イBD注文した~
なにしろたかみーさんこそがわたしの大好きタイプ.
詩羽先輩、奈緒ちゃんみたいなお色気キャラが大好きなんだ.
↓逆に全然趣味じゃないのが超電磁砲とか男女の友情の幼児体型スリムタイプ.
まぁ現実の女子は幼児体型がほとんどであるし、豊満に振れたらただのデブなのであるがー
ジークアクス
エヴァの手口による同人アニメ.大御所アニメ監督のなかで、弟子に手口を移管できたヒトは庵野ぐらいじゃないかな.押井もそれに近いとはいえ庵野よりは弱い.悲惨なのは宮崎の真似をしたヒト達で、例外なく屍累々だもんね、えいめん.
GQXの微細構造はエヴァの手口でカッコよく作られているのだけれど、全体構成はかなりシッチャカメッチャカだった.ガンダムを巨大化させるかフツー??
でもそれでイイんです.
なぜなら、わたしが映像作品を観る動機はこう↓だから.
「めちゃくちゃやっとるなぁ」
「このめちゃくちゃで視聴者をよくぞ説き伏せた」
逆に俗に云うこういう↓のには興味が薄い.
「テーマ」
「ヒトを描く」
乏しい能力でぜーぜーはーはー言いながら作られた作品に限って「テーマ」で固めるもんなんだよ.それは視聴者も同様で、リテラシが乏しい視聴者ほど「テーマ」を探したがるもんなのさ.テーマなんかに価値はない.ヒトを描けば良いってもんじゃない.
ジークアクスは無茶苦茶やって視聴者に有無を云わせなかったから、あれでイイんだ.庵野チームは優秀だ.
ラザロ
USオマージュ満載のカウボーイビバップはUSで大いにウケた.一般人だけでなく映画業界人にも大いにウケた.ナベシンは宮崎押井大友に並ぶくらいの有名人じゃないかUSでは.
ほいでもってUS向け企画の本作は残念ながら味が薄い.
その原因はUS向けの大舞台で緊張して肩に力が入り過ぎたのではなくて、US向けだとこんな感じが十分条件なのが薄味の理由だ.海外向けだとこうなってしまう.
残念ながら、今後の日本のアニメシーンではラザロのような海外向け企画が増加する.なぜなら、日本人アニヲタ人口は飽和しているのに対して海外勢はまだまだ増えるから.より大きなマーケット向けにアニメが作られるのは必定だ.
しかしながら不幸なのは、海外勢にはヲタクコンテンツを産み出す能力というか層の厚みがまるで無いので、海外向けに作るともれなく不毛になる.アニメ文化鎖国が人類の幸福だ.海外勢には金だけを払わせればよい.
最終話のEDのラストはこれだった.そうか、そうきたか.信本敬子はカウボーイビバップの脚本家で2021に亡くなった.
忍者と殺し屋のふたりぐらし
毒性が強くて良かった良かった.
ほのぼのとご飯食べてる数時間前に何人も暗殺して返り血浴びてる主人公達、毒だ.
善良な市井のヒトを描いた末にそいつを暗殺する、毒だ.
こんなstoryを生産する意味なんか無い.ただ毒なだけ.強いて云えばアンチテーゼ.
そして嬉しいのはこれがシャフトだというところ.シャフトってデタラメ製作会社として上昇してきたのだと思うから.「ぱにぽにだっしゅ」は奇妙だったし、「まどマギ」はラブリーキャラのくせに血を吐くほどキツかった.何かしら逆張りかまして来るのがシャフトだったと思う.
しかしここ数年のシャフトは静かだった.主要スタッフが抜けたとかがあったらしい.
そのシャフトが「にんころ」という毒素を発散したのは、毒好きアニヲタとして真に慶事なのであった.祝シャフト復活!!
ロックは淑女の嗜みでして
本作の中核は「好き勝手演奏してやる」だった.わたしのストライクゾーンだと再三述べているところの「無茶苦茶やったる」なのでヒラ的にはかなり楽しめた.
しかし人気は盛り上がり不足でしたなぁ.あまりガールズアニメ向けな展開でなかったのと、スタッフの力量不足も在っただろう.ライブ演奏を風圧として表現したのはアニメ表現としてチト物足りなかった.ガルクラ#11を見習えとまでは言わないが、もう少しなんとかならんかったかなぁ.
完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄
後半1/3は残念だった.
前半が面白かったのは、姉の後任として抜擢された妹が体制転覆を企てて兄王を引っ張り出す並行storyだった.
ところが後半は対魔王の総力戦になってしまって、そうなっちゃったら数多ある魔法戦闘アニメに埋没するだけで本作前半の超限戦的意義を活かせなくなってしまった、残念な事例.
ラストを賑やかしに極振りする無理が祟って失敗する作品って近年増えてるように思う.
その残念さの直接的なキッカケは新海誠ではないかと思う.
「君の名は」の構成は、片割れ時で心情的peakを迎えた後で、隕石落下で賑やかしpeakのダブルサービス方式だ.わたしは嫌いだね.そんなのは低劣な作劇だと思う.
とはいえ興収250億円を叩き出した「君の名は」を成功事例と見るコンテンツ出資者達は、どうにかして賑やかしラストを組み込むように脚本会議で要求するようになる.
その犠牲者筆頭が岡田麿里じゃないかと思うんだ.
「空の青さを知る人よ」は地味な心霊storyが続いたラストで空を飛んじゃう.軽薄な賑やかしでガッカリしたよ.嫌気が差したったらなかった.
「アリスとテレスのまぼろし工場」もラストの電車シーンの空回りが酷かった.あんなのスペクタクルでもなんでもなくて、取って付けただけの賑やかしだもん.本来の岡田麿里はあんな展開をやる人じゃないんだけどねぇ.脚本会議が新海病に冒されている.誰かちゃんとグリップしてやれよ、頼むぜ.安直な賑やかしラストは3D制作のせいかもしれないとも思う.派手なメカとアクションをやるコストがかつてよりも安上がりになってきたので「やっちゃえ」ってなことになりやすいんじゃないか?
「ガンダムが巨大化したのだって賑やかしじゃないか!」
と言う読者もいるだろう.そうなんだよ、GQXの方がもっと酷いことをやった.でも視聴者はアレに納得しちゃったよね.「うわぁうわわ」とか言いながら観終わって汗だくみたいな.それが優秀な作品ということだ.
かくしてマキナさん
15分アニメ.バカエロ三昧.
ウィッチウォッチ
カワイイし、まぁまぁ面白い.だが凡庸の域を超えるものは無かった.
男女の友情は成立する?
後半はほぼ挫折してた.
三角関係、一方通行、恋愛感情が無い男子、セフレ、みたいなテンプレを避けて「お互い好きだがカップルにならない」ところにfocusした目新しさを一応理解はする.
けれども、だからなに?としか言えなかったかな.フツーに失敗作.
紫雲寺家
後半はほぼ挫折してた.兄妹の関係性がキモい.それをさておいても別段面白くない.失敗原作.
星間国家の悪徳領主
フツーのラノベ原作アニメ.あーはいはいって感じで、最後の数話は挫折した.
ダークエルフ
お色気15分アニメ.べつにどうということはなかった.
かしこ
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