2016年11月17日木曜日

親父が失踪した(2)

現在2時。依然消息不明。ボケ症状と失踪の関係は以下のようだ。

総合的に考えて親父の知能は4歳といったところだろう。
人を記憶して居るし、食事は3食摂ってそれを記憶もしている。だが、相模大野へ行くために360円の切符を買い一本やり過ごして急行に乗るというような計画性は失われている。

それでも4歳児だけあって保護者の後をくっついて歩く事ぐらいは出来る。むやみに離れたりはしない。

それが通常なのだが、今日は通常でない事があった。大病院で2時間待ち5分診療の日だったのである。過去にも例があったのだが、長時間病院に拘束されると鬱と前後不覚が併発した様になってしまう事があった。知能のストレス耐性が極度に脆弱化しているのだ。
しかも今日は長時間診療の後に、母が急を要する買い物に連れ回したため、親父の知能が突発的に崩壊したのではないかと推測している。イトーヨーカ堂の5階売場で保護者の後方をトレースすることすら出来ないほどの知能レベル低下だ。

目の前に居る保護者を不覚になってしまうほどの知能低下は、いわゆる徘徊行動を誘発し、ほとんど瞬間的に5階売場から去ったのではないか? 悪いことに足は速いのである。

失踪は初めてだが、予期して発信器代わりのケータイを持たせておけばよかった。


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2 件のコメント:

  1. 読んでいます。お気を強く持ってください。かならず見つかりますから。

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    1. そろそろ24時間経過。
      母の保護者としてのチェックが粗雑でなければ防げた事案なわけで、心配なのは母の方ともいえる。

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