2016年11月29日火曜日

都議の後援会にて、果たして陣営は引き締まったのか?

近所の家々に、目黒区の行事でよく見かける公明党都議のポスターが貼られているのを見て、ずいぶん早いなぁと思ったのは先月(10月)のことでした.都議の選挙は来年の7月ごろなんです.なのに前年の10月にはもう都議会選挙の助走が始まっているわけです.早いねぇ.

11月の某日、とある都議会議員の後援会から、XXさんを応援する会へのお誘いというDMが届きました.会えば目礼するぐらいには双方顔見知りではあるのですが、あれ~オレの住所知ってるんだと思いました.まぁどのルートからわたしの住所を知ったのかの見当はつくのですがねw
公明党だけでなくて自民党も選挙運動の季節なんだなと思われ、一口3万円とかいう高額パーティー券ではなかったので見学しました.近所の人も数名来てました.

その都議の選挙区情勢分析からすると、次の選挙は厳しいといってましたが、とりわけ小池新党が候補者を立ててきたら1議席は小池新党がもぎ取るだろうから厳しいとの予想でした.

いま、自民党都連は小池都知事と全面戦争はしていないどころか、大人しくしていますけど、後援会の壇上でしゃべる人々は異口同音に、小池都知事の批判をしていて、水面下では暗闘が繰り広げられているんだなぁと思わせました.

どうやら、都連が大人しくしている理由は、時間は都連に味方する方式であるようです.豊洲問題については、いずれはマスコミも飽きる、そして毎日4億円とも云われる水産業者への賠償金が蓄積する中、築地へ戻ることが出来ずどのみち豊洲へ回帰するはずなので、都連としては小池都知事を放置しておくに限る.他県の施設利用を調査中のオリンピック施設についても、どのみち従来計画に回帰するはずなので、都連としては小池都知事を放置しておくに限る.小池都知事がgive-upするまで待つ.そんな力加減のようです.

一方で小池陣営としては、予算決定権限を都知事が握ることによって、利益関係でこれまで都連を支援してきた後援会の切り崩しを図っているらしく、都庁の小池側近達は第一種戦闘配置状態みたいですw
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20161128/plt1611281130002-n1.htm

追記: 都連も第一種戦闘配置状態になったらしい~  2016.12.9

後援会の人々は、先の都知事選においても自民党公認だからという理由で増田を支援したという、良くも悪くも自民党の方針に従順な人々なわけです.小池に投票したわたしとは行動原理が異なる人々です.
ひら的にはそういう従順な支持者がとても気の毒に思えました.実績的には問題ない猪瀬を都連が使い捨て、舛添という正体第三国人を都連が担ぎ出して使い捨て、増田という正体アンチ東京を都連が担ぎ出して落選し、、、ミスチョイス三連発を繰り出したあげくに小池都知事を出現させてしまって困った困った言ってるのは他でもない自民党都連なわけでしょ.
それでも懲りずに支持を貫き通してくれる後援会の人々に「小池には困った」「勝たせて欲しい」と訴える前に、次回の選挙を厳しくしちゃった自滅都連への自己批判は無いのかよと思いました.わたしとしては「都連の自業自得だろ」と醒めた目で後援会の流れを見ていましたよ.
わたしはその都議に次回も当選してもらいたいとは思いますけど、ミスチョイス三連発でも反省の色の無さげな都連のことは嫌いとしか言いようが無いし、そんな都連でも懲りずに支援し続ける後援会の人々がお気の毒でなりません.

都連にとってのせめてもの救いは、「時間は都連に味方する方式」は恐らく正解だっていうことでしょう.小池新党に橋下が賛同するような場面にはならないと思うので、小池新党は限定的で、各選挙区に小池の刺客が立つという都連にとっての悪夢は来ない気がします.

つまるところ、公明党のおかげでどれだけ現有勢力をキープできるかっていういつもの淡々とした試合を我々は見るんでしょうな.

追記: 都議会で公明が自民との連立解消? あらまびっくり、、、w    2016.12.16

エイメン

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