2015年11月30日月曜日

【革細工】 オレ、靴職人になりたいんです (8)道具箱

もちろんまだヘタクソで全然だめですけど... 「言の葉の庭」より引用

↓レザークラフトの道具入れを作らなくちゃいかんので革で作りました.巨大さに比例して作る手間も増しました.ポケットの高さをもっと大きくすればよかったとすでに後悔しています.
初めてのレザークラフトでファスナーの取り付けがとても大変だったのですが、その後知ったノウハウによると、下図のように両面テープで位置決めしてから縫うんです.しかも、ファスナー取り付けは工程の最初の方で、立体化する以前の段階で行います.なるべく事故が起こらないようにファスナーを施工する意図があります.ファスナー工程はそれくらい厄介者なのでしょう.
両面貼り前
両面貼り後
60cm長のファスナーを使う設計にしましたが、50cmを超える長尺ファスナーは手芸店の在庫が無いかもしれません.今回の作品では、量り売りで買った2mのファスナーを自分で切って、自分で金具を取り付けて60cmとしました.(ファスナーの量り売りなんかあるのか!)

↓今回の目的は、袋縫いを体験することでした.袋縫いとは縫ってから裏返す構造で、縫い目を裏側に隠します.やってみて、予想を越えた部分は無かったので、こんなもんかと安堵しているところではありますが、応力が強いコーナー部分の縫い目が露出してしまった点は失敗でした.(下図) 補修は可能ですが、かったるいのでこのまま放置します.
原因は、縫いの締め付け力が弱かったからだと思われます.縫いの締め付け力を強くするには、皺が寄らない程度の革の硬さが必要だし、かといって硬すぎる革では裏返せないので、袋縫いに適した革を選ぶ知恵も必要になりそうです.
↓道具とパーツを放り込んだ使用状態.緑色は型崩れ防止のためのプラ板です.天板と底板にプラ板を貼りました.
次は、豚革でカンナケースをつくる予定.

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かしこ


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4 件のコメント:

  1. うまいもんですねー。(╹◡╹)ノ☆

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  2. 比較に使ってある2000円札の大きさなんて、もはや誰も覚えていないでしょう。

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    1. 岩倉具視の500円札も手元にあり、どっちが親切かで決めました

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