もちろんわたしはシルクスクリーン印刷をした経験がなく、プリントゴッコですらやった経験はありませんので、ネットの情報をチラ見して考えているところです.
↓たぶん、のっけからドツボなパターンだと思うんだけど、このようなメッシュのざくっと編まれたポリエステル100%のシャツに絵柄を印刷したい.ネットのシルクスクリーン印刷ノウハウによると、ナイロン100%、ポリエステル100%のような疎水性の素材にシルクスクリーン印刷するのは難しいようだ.しかもメッシュなのでインクが裏に染み出るから、裏からインクが回って滲んで頓挫する可能性もある.
もちろん業者に頼めば何だってやってくれるだろうけど、そうすると最安価格で¥3000ぐらいからなので、ちょっと予算がね、苦しいんだ.
↓そこで、まずシャツは1枚¥300で買えるこんなものを使いたい.
もちろん印刷は自力でやりたい.それには版下とインクの調達が必要となる.
シルクスクリーンの版下は、なんと渋谷に版下作成をやってくれる画材屋があって、さっき頼んだところ.A4サイズで¥2670だったかな、これは格安.画材屋の名は「ウエマツ」、場所はヒカリエの明治通りに面する並びで宮益坂の登り口のほぼ角. http://www.shibuyamiyamasu.jp/uematsu/main.html
これで20枚ぐらい製作すれば原価@¥600ぐらいに抑えられるんじゃないかというのが目論見となる.
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だがしかし、問題はインクのようで、合成繊維に円満に印刷するにはフツーの水性インクじゃだめというのがネットの情報だ.合成繊維専用の水性二液型インクがあるが、二液性なんかめんどくせー.余ったら捨てるしかないし. http://yours-staff.jugem.jp/?eid=364
振り返って考えてみると、合成繊維の短パンにペンキが付着して、そのペンキがパラパラ剥がれ落ちるかというとむしろ逆だよなぁと思う.付着したペンキなんか絶対に落ちやしないのが現実.だとすると、フツーのアクリルみたいなペンキでも案外OKなんじゃね?と実験魂が沸々と湧き上がるのであった.ウレタン塗料だとモアベターらしいが今は持っていない.
それと、ダイソーで売られているアクリルガッシュ(水性)でもシルクスクリーン印刷ができるらしい.ただし、メディアムという謎の補強剤を混合するのがオススメなのだとか.アクリルガッシュも今は持っていない.
ちなみに、油性塗料はスクリーンの洗浄がかったるいので使う気はナッシング.
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さっそく実験開始.
↓実験に版下は不要なので、クリアファイルの上に生地を貼り付け、さらに版下の代用として日曜大工でお馴染みのマスキングテープを貼り付ける.
↓それに水性ペンキをベタベタと塗る.滲みがどれくらいか? 乾燥後の耐久性がどのくらいかを観察するのが目的だ.↓塗った水性ペンキはこのようなフツーのもの.ウレタン系ではない.
↓意外に滲みは少なかった.だがしかし、ペンキ塗りたてで生地を動かした際に、裏側に溢れたインクを引きずってはみ出たようだ.メッシュ生地にシャバいペンキという最悪な組み合わせゆえの困難さがあると判った.困ったなぁ.
↓乾燥後の状態は、ペンキがメッシュに染み込んでいるから印刷の強靭さは十分そうだ.水洗いして絞ってみたが問題ない.やっぱ予想通りだ.
新たな問題としては、塗料が染みこんだ部位が相対的に硬いので波打っている.困ったなぁ.でもこれはどのインクを使ってもこのメッシュ生地を使う限り治らないように思う.
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かしこ
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画材屋さんで金属エッチング・シルクスクリーン用感光剤が安くあり(スクリーンも)、日光写真で焼き付ければ・・
返信削除染料が使えたら糊と混ぜて印刷する捺染方式ですとインクのゴワゴワが出ません。
www.nissenkyo.or.jp/history/page14.html
「染色」ですね.
削除トランプに投票しよう! とかいうTシャツを作ってください。
返信削除トランプ日本支社には10万ドル請求しようかな.
削除そして個人的にはCOMIC PENを復刻だよ、そうだよ願いは.
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