↓これは距離15kmのVLBI電波望遠鏡が映し出した、誕生しつつある恒星系の円盤の画像です.光の円盤は海王星の軌道の2倍ぐらいの直径です.距離は450光年.
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/news/pressrelease/201411067466.html
科学雑誌のイラストで太陽系が生まれた45億円前の想像図ならよく見るけれど、実在する恒星系をまったりと観測できてしまったのは初めてじゃないだろうか? 円盤の黒い部分は誕生しつつある惑星が塵を吸収して掃き清めた部分でしょう.すごいすごい.こんな画像を見れるとは思っていませんでした.
チームメンバー曰く、
「最初にこの画像を目にしたときには、私たちはそのあまりの高精細さに言葉を失うほど驚きました。おうし座HL星は100万歳に満たない若い星ですが、この画像を見るとこの星のまわりでは明らかに惑星ができているように見えます。このたった1枚の画像が、惑星形成の研究に革命をもたらすでしょう。」
わたしもそう思います.実物画像は貴重.
↓これが、神画像を撮影したアルマ望遠鏡の姿だそうです.なんか空気薄そうでゼーハーいっちゃいそうな土地ですね.
この望遠鏡でベテルギウスを撮影してほしいと思うのですが、電波望遠鏡だとあまりイイ絵は撮れないものでしょうか? ベテルギウスは超新星爆発間際でひどい膨張の仕方をしていると言われていますので.↓これはベテルギウスの想像図です.たしか木星ぐらいの大きさになっているんじゃなかったか?
かしこ
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