アニメ Just Because 静かに進行中、氷室冴子が憑依した？

アニメ「Just Because」、静かに進行しています．女性に幻滅していない作風がい～い感じかと思います．

JBを見ていると、ジブリの黒歴史であるが最高傑作かもしれない「海が聞こえる」を思い出します．平熱感覚の恋愛小説ってやつでね．
「海が聞こえる」原作者の氷室冴子はもうこの世にいなくて、JBの脚本には彼女の霊が憑依したのかと思ってしまう．

当ブログで前にも書いたけど、宮崎駿は「海が聞こえる」のことを大嫌いなの．それでほとんど封印みたいな扱いを受けていて、金曜ロードショゥでも放映されないし、まったくもったいないことだよ．アニメ界の大きな損失だと思ふ．語り継がれて欲しい．（監督は宮崎でも高畑でもありません）

宮崎駿も女性に幻滅してない演出家の一人とは云えますが、宮崎駿が描く女子はオシッコもウンチもしないような女だと言われます．「JB」や「海」の女子は、オシッコもウンチもするし生理にもなりそうだな．そういや里伽子は劇中で生理になってたなぁｗ

「JB」を見ながら常に「海」と比較してしまうひら的に反応してしまったのが７話のこちらのシーン．写真部女子とイチャついている泉を夏目美緒がチラ見して去るところです．

「海」のラストで、 中央線通過の直前に里伽子が杜崎をチラ見するシーンがあります．さすがはジブリ、タイミング設計が完璧です．

JBには氷室冴子だけでなく、他の「海」スタッフも憑依しているかのようだ．．．

JBの企画は貴重だと思うぞ． スタッフがんばれ！

かしこ