2017年12月24日日曜日

EZ-USB FX2LP を動かしてみる (29 ) USB3.0を調査

一部の回路屋さんにご好評いただいているかもしれないEZ-USBシリーズ、久々の復活です.しかし復活は今回限りで、連載再開ではないんです.

USB3.0は順調に普及しまして、そろそろわたしとしてもEZ-USBでUSB3.0を体験するべき時が来たかもしれません.なんにせよ速いことは良いことです.今回はUSB3.0のEZ-USBを調査しました.

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USB3.0なので愛称はEZ-USB FX3となっています.FX3のラインナップはいろいろ在るのですが、とりあえず型番で「CYUSB3014」というのがお勉強のターゲットになるみたいです.

同ICを安価で入手できるのか?
まだですね.中華通販でもまだのようです.

↓中華通販においてIC単品の価格は、10pcsで¥13588ですから、@¥1360ぐらいします.高価です.日本のRSだと¥5000台です.
↓次にプリント基板の価格は、¥6441もします.このお値段では手出しできません.¥1000ぐらいになって欲しい.

以下はCYUSB3014の中身についてです.

CPUは?
CPU   ARM926EJ
SRAM    512KB
ARMになったんですね.さすがに今時8051じゃないのでしょう.

外部データバスは?
最大で32bit

エンドポイントは?
32個乗っているらしい.ずいぶん多い

ペリフェラルは?
UART,SPI,I2C,I2S,GPIFが乗っている.
TIMERはARMの中にあります.

FIFOについて
EZ-USB FX2では、FIFOが実体としてデーンと存在していて、そのサイズが4kBしかなくて、overflowしないように気遣って、という具合に「FIFOを円満に使う事に意識を集中」させるのが基本的作法だったと思います.
ところがFX3には、実体としてのFIFOはどうやら無いみたいです.
datasheetの読み込みがまだ甘いので不正確ですが、メインメモリ512kBのどこかにFIFO領域が確保され、APBだかAHBだかと呼ばれるARMのバスアービタがメインメモリへのアクセスを調停してくれる.FX3はそういうカラクリになっているみたい.
datasheetをチラ読みしたところでは、「FIFOの最大サイズはxx kBである」というような記載は見つかりませんでした.

Slave FIFOについて
EZ-USB FX2では、FIFOへのdataアクセスに2つのやり方がありました.
  1)GPIFを経由して行う
  2)むき出しのFIFOに直接アクセスする
datasheetの読み込みがまだ甘いので不正確ですが、FX3ではGPIF経由だけしか許されていないみたいです.ひら的にはFX2のGPIFは使いづらくて嫌いだったのですが、FX3ではGPIFを必ず使えといってるらしい.もっとも、FX3のGPIFは使いやすくなっているみたいですがね.
UART,SPI,I2C,I2SへのアクセスもGPIF経由で行うらしい.

開発環境
こちらがそのページのようです.
Eclipse IDE & GCC tool chain と書かれているのでEclipseなんでしょう.
ライセンスがどうなっているのかは未調査です.
ちなみにFX2はKeilのIDEで、無償だったかと思います.お金を支払った記憶なし.


な~んか面白そうなFX3ですけどね、プリント基板が高価すぎてイカン.

CYPRESSさん、わたしに5枚ぐらい無償でくれないかなw

かしこ

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