１４巻を読めて良かった．旧劇場版のサードインパクトに説明が付加されてより意味を受け止めやすくなっていて、しかもなにげにハッピーエンドなのにはちょっと驚きました．
サードインパクトの展開自体は同じであるにも関わらず、庵野が描いた旧劇場版の血と肉と拒絶から成る描き方（あの当時の庵野の精神状態は相当逝っちゃってたようで）とは異なり、貞本版サードインパクトは光に満ちた描写で幸福感に満ちています．
ネタバレになるから詳細は書かないので、買って読んでいただければと思います．
http://goo.gl/wKBwkO
ガンダムUCの最終第７話を観たとき、恐らくもう富野には作れない「真っ当なガンダム世界」を、富野に代わって現代の制作者達が（1stガンダムの世界観を温存しつつ）制作し、かつ世界観をオーバーライトしたという、その現場に立ち会えた幸運を感じたわたしでした．
http://hirasaka001.blogspot.jp/2014/05/uc7_20.html
貞本版エヴァ１４巻も、旧劇版サードインパクトを補完しつつ、ゲームのマルチエンディングっぽい異なる解釈として併存できるのではないかと思いました．
このようにマンガ版エヴァの完結はひら的には目出度い出来事となったわけだけど、悩ましさを思い起こしてしまったのが新劇場版エヴァのコトでした、エヴァ序破Ｑを観た限りでは、もう庵野は何を壊したいわけでもなく、何を創造したいわけでもないように観じられます．「ラブ＆ポップ」「式日」「キューティーハニー」を撮ってはみたものの、TV版エヴァ及び旧劇版エヴァが発散する狂気には到達していないコトを庵野本人も察知していると思われ、なにか出来そうだからと新劇版エヴァに頼ってみたものの「オレってこんなだったっけ？」と醒めている庵野が見えてるような気がします．
「新劇版エヴァ シン」はマンガ版１４巻のような幸福な存在になれるのか？？？
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マンガ１４巻の巻末に重要なシーンが追加されています．
マリの過去についてのストーリーです．まぁ予想通りではあったがね．
かしこ
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平坂久門 様
返信削除こんにちは、この間は済みませんでした。
エヴァには昔から少々嵌まっていた私ですが、
エヴァ序破Ｑには特にQは正直私も「創価がっかりorz」でした。
好きなのは鷺巣詩郎先生の音楽くらいです。
実は、私はプロジェクトE計画（エドンゲリオン？？？）を現在発動中です。。。
https://twitter.com/evaayanamirei1
ではまた。。。
エド
私もこの間14巻を読みました。
返信削除熱海で大江戸温泉物語の温泉に浸かったあと、休憩所の漫画コーナーで14→13→12と読んできました。クライマックスのエヴァシリーズが再起動した時、ギリギリでアスカを助けに駆けつけるところとか、旧劇場版と違って『かゆいところに手が届いた』話になっていてよかった。順番としてテレビ→旧劇→シン劇→漫画板が完結編のように思いました。
なお、熱海の大江戸温泉の原泉は江戸ではなく、熱海の原泉だと思います。どの辺が大江戸なんでしょう? 温泉は気持ちよかったです。
去年わたしが日光に泊まったのも大江戸温泉だったはずです．増殖する大江戸．
削除漫画エバはアニメ版を補完してるように思います．