2014年12月4日木曜日

【カルト】 3Dアニメ「クリスマスキャロル」を陰謀論的に読解してみたりして

2014年も早12月、皆さまはどのような一年でしたでしょうか? わたしは12月生まれなので、「誕生日とクリスマスが一緒になる不幸な幼少時代」であったのは言うまでもありません.

クリスマスというと、わたしは「クリスマスキャロル」というdisney制作の3DアニメのBDを持っています.

面白いのかって?  いや、全然、スカ.

なんでそんなソフトを持っているのかというと、韓国製パネルに押された国内家電メーカーがこぞって3DTVのキャンペーンをしていた2~3年前に、知人からもらったのです.

3Dのソースがまだ少なかった当時、技術的に出来の良い3Dソースとして画質チェックアイテムとして本作は重宝がられていたみたいです.確かに3Dで観ると、この爺さんの彫りの深い相貌が立体的によく見えます.がっ、それだけの作品です.

あらすじはこうです.
たぶん100年ぐらい前のUSAが舞台.この爺さんは意地の悪い高利貸しで、神を信じようともせず、人々が幸福であるべきクリスマスでも全くイエスの生誕を祝おうともしない.その爺さんは周囲から疎んじられるも、本人は金持ちなので憚らず虚勢を張っている.
ところがある年のクリスマスイブの夜、天使や閻魔大王みたいなのが現れて、爺さんに過去の振り返りを強要する.それで反省した爺さんは、転向して、クリスマスを祝う明るく陽気な爺さんに変貌を遂げるのでした.

↓悪くて可哀相な頃の爺さん
↓改心した爺さん
日本人でキリスト者でもないわたしにとっては、言いたいことは判るけれど、心底どーでもいいってストーリーです.こんなソフトもらって損した、と言ってしまってはくれた知人に失礼ではありますが、こんなソフトに何の価値もないわ.  あ、だからくれたんかwww

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ところで、表面的には「意地悪爺さん改心物語」である本作ですが、カルト風に裏を推測すると、どうして今時こんな作品を作ったの?ととても不思議に思えてくる作品であります.

なぜか?

この、神を信じず、クリスマスでも孤独な高利貸しの爺さんとは、ユダヤ人のことで間違いないでしょう.ユダヤ人の多くが古くから金融業で生計を立てていたのは言うまでもなく、異教徒であるユダヤがクリスマスをお祝いしないのは当然のコトです.それを偏屈で孤独で可哀相な老人と悪意のこもった設定にしているわけです.この意地悪爺さんがユダヤ人のことだと判ると、「クリスマスキャロル」という作品の底流は、反ユダヤの物語だと判ります.

別に陰謀論やカルトを引用しなくても、お金持ちになるのはユダヤばっかりで、でもそれを公言するのが憚られるのが現代US社会だというのは知れたハナシ.そんなUS社会で「クリスマスキャロル」は一体全体どういう位置付けというか、裏の意味を持って制作された作品なのでしょうか??? 反ユダヤのガス抜きのため???

さらに納得できないのは、こうして本作を制作するにあたり投資した映画制作会社はユダヤ資本が多いわけでしょ?  噂ではdisneyはユダヤ資本ではないと聞いたことはあるけど...  反ユダヤの企画がどうして通るんだろ? 理解に苦しむなぁ、、、

そしてさらなる謎が、、、、本編を観ていて、椅子からずり落ちそうになったシーンがあります.
↓夢見の悪い爺さんが、ベッドから落ちかけて、どういうわけかフローリングの床材の木のフシを間近で観るという意味不明なシーンがあります.
↓その木のフシがこれ.画面にフルサイズでこの木のフシですぜ.ストーリー展開上、木のフシが大写しになっても何の意味もないのにこれだから、どうしたんだって思いましたよ.
↓カルト大好きな諸君ならすでにお気づきでしょう.この木のフシって、ドル札でも有名なあの目、「プロヴィデンスの目」じゃないでしょうか?  カルト業界では有名な、フリーメーソンやらイルミナティの陰謀とかなんとか言われるおなじみの目でございますねぇ.
キリスト野郎め、反ユダヤの映画なんて企画しやがって、オラオラ、お前らに使わしてやってる札にはユダヤの目が印刷されている事を忘れるんじゃねえぞ!という意趣返しなのか???

いやはや、作品としてはどーでもいい「クリスマスキャロル」ですが、底流には何か相克が垣間見れるような気がしてならないわたしだったのです.

信じるか、信じないかは、あなた次第です.

かしこ


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