まずはホラーなハナシです.
ロシアの科学者が15kmぐらいボーリングしたら、ボーリングロッドの負荷が突然消えて、先端が何らかの地下空間に到達したと考えられた. こちらから引用
その地下空間の「音」を録音したものがyoutubeにupされているのだが、天井からボーリングロッドが突き出してきて、慌てふためく地下世界の人間の声のように聞こえるというホラー話なのだ.地下世界は本当に在るのだろうか?
これがその音であるが、かなり不気味なので覚悟して聴いてもらいたい.3:00ぐらいから.ロシア人は怯えて逃げてしまったとか.
次は明るい現世のハナシ.
石油掘削会社だとか、石油埋蔵調査会社というのがある.
こういう産業は日本には無いだろうと思うのだが、外資系の某石油掘削会社社員に会ったことがある.その人は同社の調査部門で、電気系技術者だった.
石油の井戸を掘るには、ただ掘るのではなくて、地下の状況をセンスして様々な最適制御を行う必要がある.センスといっても、温度と圧力と粘性ぐらいだろうと思われるが、ひとつ問題がある.
それは、地下は高温なので半導体回路=トランジスタが動かないことだ.
地温勾配は0.03℃/mと云われるので、1kmで+30℃、3kmで+90℃にもなり、100℃の沸騰水中でオペアンプをどうやって動かすの? そんなオペアンプあるの? という如何ともし難い問題を抱えているそうだ.
シリコン半導体のジャンクション温度は125℃は行けそうだけど、150℃となるともう負けを覚悟の博打のセカイに突入といったところじゃなかろうかと思ふ.ましてオペアンプともなるともっと低い温度で諸特性がガタガタになるのは避け難いのではないだろうか?
今流行のSiCやGaNでオペアンプを作る好事家が居たら石油掘削者には歓迎されるだろうけど、値段が高くて他の誰も買いそうにないw
その石油会社の電気技術者曰く、根本的な解決策は無くて、オペアンプの選別などで我慢するが、5km級の深度だともう無理というようなハナシだったと記憶している.かなり昔の出来事なので、現在ではペルチェ素子で強制冷却するのかななどと思うけれど、シリコンPN接合型のペルチェ素子は使えないんだろうね.
上の地獄の音声が15km地下の音を拾ったのは偉いと思うと同時に、技術的にはどうやったのか不思議でもある.
17へ 19へ
エイメン
音声こわい~。
返信削除(>。<)キャー
まさに地獄の叫び声。
ある日タガネ君の手応えが急になくなって・・。
おぞ~.女性の声も聞こえる気がします.おぞ~
削除>外資系の某石油掘削会社社員
返信削除なんか、某藤原肇氏(この人は社員じゃなくて経営者だったけど)みたいな
日本人って、結構いるんですね。
この人の著作はいくつか読んだことがありますが、この業界で仕事してると
いわゆる一般常識でははかり知れない現象にたくさん遭遇するらしく
(そういう意味では、宇宙飛行士に似てるのかも)段々、神懸ってくる
みたいな話を聞いたことがありますが。
※技術と魔術の接点みたいな業界なのかもしれません。ちょっと面白そうかも・・・
・ちなみに、地下からの音と言われてるものですが、自分はそんなに怖いと
思わなかったのですが(というか、あまりにもノイズが少なくて音が鮮明すぎる)、リンク元のYoutubeに、
「これはホンモノじゃなくてTVドラマの効果音の音声だよ」という
コメントもあったのですが。まぁ真相は?ですが。
藤原肇、中学に同姓同名の同級生がいました.
削除地底人に会いたいです.
「藤原肇」で検索すると「アイマスのほうの藤原肇」
削除ばかりヒットしますね(実はこっちのほうは知らなかった)
「はじめ」という名前は男性名も女性名もあるので、まぁ不思議はないのですが。
そうですね、膨大な藤原肇が出てきます.そして女子キャラなんですね.スタッフかと思っちゃいました.
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