2018年2月11日日曜日

中目黒で井戸を掘れるか? (12)バカコメントを容赦なく叩く!

今回は番外編です.前回の井戸掘り連載にバカな奴が浅薄なコメントを寄こしたので、それをここに晒して容赦なく叩くことにします.

コメを晒して叩く内容だけど、真面目に書きます.

結論は、このバカコメ主は、あらゆるホビーストにとっての敵であります.本当に酷い奴だと思います.許せないバカです.


【ブログの覚悟】
当ブログで何度か書いたことがあるんだけど、わたしがTwitterやfacebookのようないわゆるSNSをやらない理由は、サイト主と読者が対等な関係だから嫌なんです.炎上でおなじみのTwitterは、サイト主一人に対して、批判者が1万人も襲いかかってきたら多勢に無勢、つまりサイト主の劣勢がシステム的にビルドインされてしまっているメディアだと思っています.
一方で、ブログというメディアは、サイト主が圧倒的に強い非対称メディアなんです.以下に書くように、サイト主であるわたしは、読者コメントの10倍の分量の反論だろうが、読者コメントの一部だけをコピペして揚げ足取るのだろうが自由にできる.ところが読者にとってはまことに不利であって、長文コメはシステムに自動的却下されるわ、サイト主に削除されるわ、サイト主に晒されて批判されるわ、踏んだりけったりなメディアがブログです.

当ブログを始めて7年目ですが、始めるにあたっての覚悟として「何を書いても角は立つのだから、反論には1mmも譲歩しない」と決めました.事実関係の誤りを指摘されたら訂正はします.それは当然ですよ.しかし、感じ方だとか見え方についての批判は却下ということです.
当ブログで様々な有名人を批判する記事をいくつも書きました.会った事もない有名人がわたしが書いた批判記事を気にしているなどという噂を耳にしたりもします.
ただし、わたしは批判対象の相手に電凸やメールは決してしません.なぜなら、わたしが電凸したからといって、相手が謝罪記事を掲載し、相手がスタンスを変えるなどという効果はまず期待できないから.相手は商売でメディアに出ているので、たかが電凸やメールで負けを認めたら沽券に関わりますからね.「感じ方や見え方についての批判は却下」というのは何らかの情報発信する者の標準的覚悟だと云えるでしょう.

コメ主と論争になった時にわたしは〆の言葉としていつも言う(書く)んです.
「1mmも譲歩しない.お前の主張は、お前が作ったメディアでやれ.だがそれはオレのブログのPV向上に貢献するコトになるぞ」
これに何らかの回答を寄こした者は一人も居ません.

そもそも批判コメを寄こすくせに、こちらに相手にしてもらう事を前提としている、そのアンビバレントさにすら気付けないんだろうなぁ.ブログでは最初から勝負がついてる事にすら気付けないんだろうなぁ.オツムがパーだなぁ.などとバカコメ主を哀れに思うんです.


【バカコメを晒す】
↓これがバカコメです.
そんな方法じゃ無理じゃないかな
礫にぶち当たっても着実に掘り進んで行く先輪(サキワ)がついた堀り鉄管(ホリテッカン)を竹ひごで弾木(ハネギ)から吊るして途中につけた撞木(シュモク)を手で上下して掘り進んでいく上総掘り(カズサボリ)という古来の技術、吸子(スイコ)という部品には逆止弁がついててネバ水(土を崩れなくするベントナイトみたいな粘土水)で満たしておくとかアナログ回路設計でたとえるならば定電流負荷みたいな当たり前の手法が日本には古くからあるんですね。塩ビ管ならば溶接しなくて済むけれど割れたら回収不能になるんで日本古来の基礎知識くらい知ってから始めた方がよさげな・・・

要約するとこう言ってます.
1)ヒラサカは土台無理な手法でやっている
2)ヒラサカは日本古来の手法を知らない
3)日本古来の手法をアドバイスしてやろう
4)それぐらいは先行調査してからやれ

そんな、当たり前の、くらいというのがポイント高くて、ヒラサカをコキおろすために効果的です.アドバイスの体を装いながら、なかなかに慇懃なコメと云えます.このコメントを呑み屋で会った人に喋ったら喧嘩になるかもしれない.あるとすれば、上司が部下を叱るときのセリフかな?

だけどこのバカコメ主は、公序良俗に適った有益なアドバイスを書いたと鼻高々なのでしょうねぇ

喋り方すら知らないバカコメ主に妥当なコメの例を教えてあげましょう.
岩盤が出てきてしまいましたか.わたしは井戸掘りに多少心得のある者ですが、既にご存知かもですが鉄管を使った掘り方がありまして、それじゃないとキツい局面のように思いました.塩ビ管よりもなにかと手間のかかる方法ですが、長年の実績のある方法です.可能でしたらお試しください.
まぁこんなところでしょう.上下関係の無い、呑み屋で会った程度の相手に失礼でないくらいの喋り方がネットでもできる、、、そんな当たり前のコトくらい大人ならできろよな.


【バカコメの超常現象的謎】
バカコメはとある前提で書かれています.この前提が超常現象的に謎なのです.
鉄管方式の存在をヒラサカにアドバイスするのがバカコメ主の目的なわけですから、彼には次の風変わりな前提があるはずです.
前提:ヒラサカは鉄管方式について調査してない
ええっ、なにそれ?
オレの脳をスキャンして、オレが鉄管方式を未調査だというリサーチをしたのだな?
そんなオーバーテクノロジーがあるのだろうか?
オカルト好きの魂がうずきますwww

まぁそんなオーバーテクノロジーなんかではなくて、行間の読めない、リテラシー能力の欠けた浅薄な奴なんでしょう.
そうだ、このバカコメ主を「浅薄勲」(せんぱくくん)と名付けよう.


【浅薄勲はどういう素性なのか?】
バカコメから浅薄勲の素性を類推してみたく思います.

まず浅薄勲の年齢ですが、
「そんな方法じゃ無理じゃないかな」
からすると、20歳代や30歳代ではなさそうで、どちらかというと高齢な印象を感じます.
20歳代や30歳代の人はネットリテラシに長けているので、あんな慇懃なバカコメを書く可能性は低いとも思います.
浅薄勲は井戸掘り連載の推移を承知している風に思えるので、「求職中です」という記事も読んだと考えられ、だとするとわたしの年齢が53歳であることも知っている可能性が高く、彼我の年齢をもとに「無理じゃないかな」とタメぐち表現したと捉え、わたしよりも高齢ではと推測します.
さらに、
「アナログ回路設計でたとえるならば定電流負荷」
という部分が高齢者である可能性をかなり強化します.この部分を文脈上どう解釈したらよいのかはさっぱり判りませんがそれはさておきます.

浅薄勲は井戸掘り専門家なのか?
わたしが興味深いのはここなんだよなぁ.
浅薄勲は、上総掘りについて比較的詳細に述べています.わざわざふり仮名まで記載しています.文章全域がコピペかなと思って検索したけどヒットしませんでしたから、自分の知識でサラサラッと書いたと推測されます.上総掘りの専門知識を持つ者のように感じられますから、郷土資料編纂に携わる学芸員なんていう姿が浮かびます.

浅薄勲は井戸掘りの現場を知る者なのかどうか?
それには否定的です.理由はいくつかあります.
井戸掘り業者ならばこそ、いまどき上総掘りなんか知らんわ、でしょう.
それと現場を熟知している者は冗長には書かないと思うんです.現場叩き上げだったら「打撃力が足りないから鉄管だ」というぶっきらぼうだが本質を突いた発言をするのではないかと思うんです.
逆に現場を知らないがコンサル気取りな者は冗長に書いてナンボというスタンスで長文を書きたがる.
浅薄勲の上総掘り解説ってすごい冗長で頭でっかちなんだよなぁ.だってご丁寧にふり仮名を記すほどですよwww   コンサル臭や学芸員臭がプンプンします.

以上から、浅薄勲の素性を以下のように推測します.
いまや商業掘削では用いられぬ上総掘りを郷土資料として編纂する作業に関わった経験があるが、井戸掘り実務経験は無い、60歳前後の頭でっかちな老人.
性格としては、知識をひけらかして自分を認めさせたいという「承認欲求」が強く、老齢を迎えてなお、カッコイイ自分を実感したくて日夜ネットを徘徊している.
岩盤相手に塩ビ管で立ち向かおうとしているバカを発見したので、ここぞとばかり知識をひけらかした.「定電流負荷」という用語でさらに知識をひけらかそうと企んだが、文脈が意味不明になっただけという残念な結果を招いた.


浅薄勲は、あらゆるホビーストにとっての敵である
最大の怒りを感ずるポイントです.
こいつはやはりわたしの脳スキャンをして、わたしの心の琴線を最も逆撫でしうるポイントを知っているのでないかと思っちゃう.

以下では井戸掘り連載をどういうポリシーでわたしが書いているかを説明します.

わたしは記事の「裏の設定」や「裏の意図」を表明しないのがクールだと思うし、裏の意図を明かさないのが読者のリテラシーを通じたコミュニケーションの一環だと思っています.記事に明記されていないけれど、なにか前提があって、その前提の中でごにょごにょやっている.それ判って読んでるよね?っていうスタンスの記事を書くのが好みなんです.同人誌的ともいえるかな.

だから、井戸掘り連載の裏の意図を説明するわけだけど、それはとてもダサイ行為だなぁと思いつつ書きます.

一旦話題は逸れます.
昔、猿岩石が無銭世界旅行をするという日テレの企画が人気を博しました.なんつうバカな事やってるんだろ? 途中で行き倒れになるんじゃね? まだ生きてる? 視聴者はそうして興味そそられたのでした.「水曜どうでしょう」も突撃旅行番組として、猿岩石と同様のウケ方をしていたと思います.

大変僭越な物言いで恐縮至極なんですが、井戸掘り連載の裏の意図は「突撃掘削レポート」なわけですよ.XXに失敗してYYを試したがZZでやっと成功した、みたいなレポートです.ほとんどの読者はそれを分かってくれてますよね?

現場写真を掲載してあります.都会の猫の額ほどの土地(幅1m)で井戸を掘れるか?というバカ企画だからこそ「中目黒で井戸を掘れるか?」というタイトルになっているわけです.
だがしかし岩盤にぶつかってヤバイ.ちょっくら新しい工具を突っ込んでみるかというのが今のステータス.

技術者にとって、成功した方法なんか知るよりも、失敗談を収集する方が役立つものです.恐らくわたしは井戸掘りに失敗します.岩盤を突き破れません.だけど失敗談を書くことをいささかも恥じてなんかいませんよ

何らかの方法での鉄管掘削方式も考慮はしていますが、そこまで踏み切るかどうかは否定的です.鉄管は塩ビパイプの何倍も高価だし、溶接はわたしにとって未体験ゾーン.既製品の掘削鉄管を調達するほど金をかける気はありません.それにこの狭い現場に何らかの櫓を組んで滑車を装備するとなると慎重にならざるを得ません.CB壁の向こう側には隣人が住んでいますし.

井戸掘りに知悉していればなおのこと、人並みのリテラシがあればそんな事情が透けて見えるはずのところへ、浅薄勲コンサル先生殿が「上総掘りを調べもしないお前はバカなのだ」とヒラサカにつきつけたのってこれですよ.なにこれ櫓じゃんっていうwww
猫の額ほどの土地でこんなの展開できるわけがありません.

わたしが鉄管掘りへ進むかどうかを決めるファクターは、これを如何にダウンサイジングできるかどうかなわけです.そのくらいはアタマの中にあります.

浅薄勲のバカコメを容赦なく叩こうと決めた理由は、井戸掘り連載から透けて見える裏設定や裏の意図を全く理解する気のない、リテラシーがない、という点だったんです.

なぁ、浅薄勲よ、そういった裏設定を読めんのか?
お前はさぁ、まったく浅薄で知識をひけらかしたいだけの奴だ.
そんなんで公序良俗に適った有益なアドバイスをしたとか思ってんじゃねえのか?
無益なバカコメなだけだ.


結論です.
浅薄勲は、ありとあらゆるホビーストに対する敵だと云えます.
こういう場面を思い浮かべてみるといい、
K自動車を改造して楽しんでいる若い兄ちゃんがいる.そこへ浅薄勲が現れ言う、
「おまえさぁ、660ccのクルマなんか改造したってダメだろう.そんな当たり前のコトぐらい調べろよ、何やってんだよ?」
これってトンデモナイ、どこからそういう妄言が飛び出してくるのか全く理解できない戯言ですよね.若い兄ちゃんは、まだ給料が安いからKで遊んでいるけど、いずれはGTRと思っているかもしれない.そういった背景事情をすっ飛ばして「Kならダメだ」と言う奴ってホビーストへの重大な侮蔑、完全に狂った否定発言です.

だけどさ、「中目黒で井戸を掘れるか」に対して浅薄勲がカキコしたバカコメはそれと同質の妄言ですよ.あまりにも酷いコメです.
  1)ヒラサカは土台無理な手法でやっている
  2)ヒラサカは日本古来の手法を知らない
  3)日本古来の手法をアドバイスしてやろう
  4)それぐらいは先行調査してからやれ
このバカコメときたら、全く背景事情を考慮する気のない、勝手な妄想による無利益な戯言を鼻高々で残して行ったのが浅薄勲なわけです.あまりにも酷いコメです.

こういう輩に好きにはさせない.少なくともヒラサカが管理する当ブログにおいては、このようなあらゆるホビーストに対する敵を許すわけにはいきません.

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おい、浅薄勲よ.
お前、ここまで読んだだろ.
お前が懲りずに捨てセリフをカキコしたら、消すか、一部を取り上げて晒してたっぷりと貶してやるからな、そう思え!

エイメン

9 件のコメント:

  1. うん、平坂さんはよく言えば自己が確立してる、ちょっと悪く言えば頑固なのかな~って感じます😉

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    1. ま、戦い時ってのがあるわな.
      今般のバカコメは今まででダントツの最悪だった.激怒.

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    2. しばらくの間、記事のupを止めとくつもり.この激怒記事をTOPに置いとくためじゃ.戦い時ってのがあるからさ.

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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    1. どっかで聞いた風な口を聞く奴が大嫌い。しかも喋り方すら知らない。これぞ戦い時だよ。

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  3. いつもの通りすがりの人2018年2月13日 21:44

    なんか、珍しく平坂さんがヒートアップしてますね・・・

    自分もサイトの管理者とかしたことがあるからわかりますが、
    本来、ホームページ(ブログとかでも)を作るということは「家(=ホーム)の主になるのと同じこと」つまり、
    「一国一城の主(あるじ)になる」のと同じくらいの覚悟が必要だったんだけどな・・・

    まぁ、彼のコメ主のやったことは、リアルで言うなら、
    平坂氏が井戸掘り作業中に、隣につかつかやってきて(一応、見学は御自由にとはあるものの、他人の敷地内)
    「そんなやり方じゃぁダメだ、云々かんぬん・・・」と、周りに聞こえよがしに大声で叫んでるようなもので、
    現実ならば、「なんだてめー!!」と「胸ぐら掴まれて、殴られる」勢いのことをやってしまったわけですね。
    (これでも意味が解らなければ、工事現場で作業員に向かって「同じこと」やってみなさいよ・・・)

    斯様に全く弁護の余地はないな。
    そんなに文句があるんなら、それこそ「自分の敷地内」で叫んでろってんだ。

    なんか最近ネットでもリアルでもこういう「矮小化された、曲がった正義」みたいなのを振りかざす人が
    増えてきた気がする。日本人も劣化したなーと思う今日この頃。

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    1. リアルで守っているであろう礼儀を匿名のネットだと捨てれちゃうという幼児性はなんなんでしょうねぇ.

      浅薄勲には、幼児性に加えて、優越感を得るためにサイト主を貶めるという邪な動機が文章から滲むので、病んだ気質が感じられます.

      当ブログの歴代ダントツワーストクソコメントでした.いまこそ戦い時.

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  4. いつか自分も掘ってみたいです、レンタルで道具があった気がします。

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    1. レンタルがあるんですか、と思って調べてみたら、ありますね.
      たとえばここ、
      http://www.rainworld.jp/idopump/handauger.html
      ニッチな商売しとるなぁw
      キット内容を見るだけでもははぁと参考になります.
      どうもどうも.

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