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コロラド大学に留学してたわけではないのよ.取引先がなぜかデンバー付近に集中していたためだった.いつも行くのはデンバー近郊の何処かの街だった.面白い出来事はとくに無かった.
その日の出張は冬だった.
「寒波が来る」というので社員はみんな浮き足立って早々に帰宅した.
寒波に対する現地人達の認識は、
-30度 → ブリザード → クルマ立ち往生 → 凍死 → 天国へ召される
ということだった.TVでも警告を発していたが華氏で言われてもわからん.寒波だの竜巻だのハリケーンだのと大変ですなぁ.ぁぁでも日本には地震と津波があるか.
わたしとしては、北海道でも-30度ならありえるんじゃねみたいな、どーでもいいから早く日本に帰りたいなぁと思っていた.HOTELに帰る前にレストランで晩飯を食って、あまり着込まずに外に出たら既に-10度ぐらいにはなっていたのだろう、かなり寒かった.
USの寒波は北極圏の大気がダイレクトに落ちてくるので、対馬暖流を横断する日本列島の寒波とは違うのかもしれない.空気が重たい感じがした.
その晩は吹雪くことはなく、強風でもなく、穏やかに-30度になっただけで終わった.
そしてUSの寒波ニュースを聞くたびに今でも思う.
カナダはもっと寒いだろうに、どうしてカナダの寒波は話題性が低いのだろう?
カナダには人が住んでないのだろうか? それとも寒さに強い特異体質なのか?
かしこ
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