北海道 ６日目 帰宅

果てしなく続くかと思われた北海道滞在はようやく最終日になりました．

知り得たことの中で最も印象的だったのは、スチーム暖房でした．どこかに在るスチームボイラーから延びる管を通じて蒸気が各建屋へ配られています．蒸気暖房で建物内は眠気を誘うくらいのポカポカ陽気です．
ウルトラセブンの第何話だったか忘れましたが、雪山で遭難しかかったモロボシダンが「基地に戻れば暖かいスチームがある」とか言うシーンが有ったはずです．スチーム暖房なんてもう無いだろうと思ってましたが、北海道の施設ではまだ現役のようです．しかもすげーパワフルで酸欠の心配も無い．蒸気を見直した次第です．時代はスチームパンクへ．

建物内で時々不意に、FM無線機のスケルチが閉じる「ガッ」という音がするんです．「いまどきFMかぁ」と思うと同時に、音の方角に無線機が見当たらない不思議さを意識していました．
しかしまもなく音の正体が判明します．建物の外壁に蒸気の逃がし弁がついていて、たまに弁が開いて蒸気が排出されるんです．その音がスケルチ音と酷似しているのでした．そこはかとなく親しみを感じました．

フライトは千歳から．
千歳空港施設はずいぶん拡張されたようで、アニメイトや初音ミクの常設展示までもがあったのは少々意味不明でした．外国人向けを意識しているのかもしれない．

空港施設内にある「松尾ジンギスカン」とかいう店で晩御飯を食べました． ３人でラム肉６人前と酒をいろいろです．おなかいっぱいでヤバいです．

同行した人でソッコーで帰宅するのは私のみ．他の人は千歳エアターミナルホテルに一泊して翌日帰宅です．これがそのホテルのロビー．初めての場所にも関わらず「わたしはここに来た経験がある」と確信しました．

それが何処なのかは直ぐに思い出せました．「宇宙戦艦ヤマト２１９９星巡る方舟」のヤマトホテルでした．ほとんどデジャブーでしたよ、わたしにとって．

千歳エアターミナルホテルの部屋は滑走路ビューになってるというので、同行者の部屋から外を見せてもらいましたらこんなに近い．ゲートの真上です．００７やダイハードではこんなに滑走路の近くの人は死亡フラグですが、ここ千歳では大丈夫でしょうか？

ヤマトホテル＋滑走路VIEWはポイント高し、千歳エアターミナルホテル．


毎晩のように、寿司＋ラーメン＋ジンギスカン＋酒 の連続では成人病になってしまいますので、明日からは粗食にする予定です．

帰宅時刻は午前零時でした．疲れました．

かしこ