下記の一連のニュースで、ギリシャとユーロの金融危機で何が起きているのかわたしにはわからなくなりました.時系列順に、
3/14 格付け会社のフィッチがギリシャの格付けをあげました.
http://jp.reuters.com/article/jp_eurocrisis/idJPTJE82C00Z20120313
3/19 ギリシャがついにCDSの精算を始めました.ギリシャが破綻したという意味.
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE82I00Y20120319
3/20 がっ、今日のニュースでは円安ユーロ高になったそうです.1ユーロ=¥110.58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120320-00000019-reut-bus_all
この因果関係っていったいなんですか? ギリシャが格上げされたらギリシャが破綻してユーロ高になったというのはずいぶんデタラメちっくな帰結じゃないでしょうか?
CDSは精算のための入札がスムースだったので市場が安心したとのことですが、素人にはずいぶんとわからない話です.劣等生のギリシャを切り離してユーロが安定するのであれば、スペイン・ポルトガル・イタリアを離脱をさせない理由がないですよね? 最後にはドイツ+フランスしか残らなかったりして.... う~んわからない.
踏み倒された側が文句を言わなければ「破綻」にならない
返信削除のですね。
これまでがけっぷちと思われていた場所が実はそうでは
なかったということで、なんか新しい地平が開けてしまった
ような・・。
この「教訓」を織り込んでユーロは丈夫になり進んでいく
のでしょう。
「破綻」しないことになったので、資産の逃がし先としての
円の価値も下がるのでしょう。
これねぇ、ユーロが分裂傾向を強めているんじゃないかと思ったわたしです.
返信削除ともあれ、USがQE3を始めたら対ドルではまた円高に戻るらしいです.
いまは一時的な小春日和ってことで.