配管工事の続きです.
2)給水管の実技課題
3)排水管の実技課題
4)銅管の加工方法
5)銅管の実技課題 ←今回はこれ
6)さや管ヘッダシステム
7)模擬家屋の配管
8)水洗トイレと洗面台の取りつけ
前回は銅管をハンダづけで接合する方法を解説しました.
今回は、実技授業の課題をサラリと紹介します.
●課題1
銅管で下図の形状を作ります.
組み立て順序
① → ハンダづけおよび切断.15mmのZ寸法を織り込んでパイプを145mmで切断するのがおすすめです.
② → ハンダづけおよび切断.キャップは小さいのでハンダは半分以下でよい.
③ → ハンダづけおよび切断
④ → チーズを3箇所一気にハンダづけ.これが重要なポイントです.加熱して3箇所を一気にハンダづけします.
⑤ → 切断
⑥ → ②と③の平行を出して煉瓦に置き、エルボを2箇所一気にハンダづけ.
銅管のZ寸法は下図のように15mmと考えるのが良いでしょう.
●課題2
銅管で下図の形状を作ります.
上半分と下半分を別々に組み立てて、⑫⑬を最後に接合するのが吉です.
組み立て順序
① → ハンダづけおよび切断
② → 切断のみ.ソケットのZ寸法はゼロとみなす.
③ → 切断のみ
④ → チーズを3箇所一気にハンダづけ
⑤ → 切断のみ
⑥ → 平行だしのうえハンダづけ
⑦⑧⑨⑩⑪ → ①~⑥と同様に組み立てる
⑫⑬ → ソケットをハンダづけ
銅管の工作は、ハンダづけで電気回路をつくるみたいで楽しいです.
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