2014年3月9日日曜日

床暖房の増設について (その13) 温水パネル+フロアタイル

すっかり春の訪れが感じられるこの頃ですが、ここ数日の床暖房工事は、壁と床の施工をやっています.

↓かつてクローゼットがついていた壁はALCボードが剥き出しになっています.ここの壁には家具を固定したりTVを壁掛けしたいので、石膏ボードでは弱すぎるので合板で下地を形成しました.後日クロスを貼ります.壁工事費用は材木とクロスで¥15000ぐらいかかっていますが、床暖房の費用にはカウントしませんで別腹としておきます.
↓床暖房の工事は、床に温水パネルを張りました.温水パネルの周囲には30cmぐらい隙間が開いてしまうので(中央)、温水パネルと同じ12mm厚の合板を周囲に配置してフラットにします(右).
↓温水パネルにはこのような手描きの印がたくさん描いてあって、ここにコーススレッドを打って固定します.迂闊な場所に打つと温水チューブを破損してしまいますので、メーカーが『ここに打ってね』と指示してくれています.付属のコーススレッドは28mmのフツーの物でした.
温水パネルの上にはフロア仕上げ材を張るわけですが、推奨されているのは厚みが3mmで床暖房用とされるフロア材です.と・こ・ろ・が、このフロア材の値段が高価で使う気がしませんでした.値段の安い床暖房資材を調達してきたにもかかわらず、値段の高いフロア材でその努力が帳消しになってしまうのでは面白くありません.

↓そこで、床暖房用ではないフツーのフロア材を自己責任で使うことにしました.熱のせいで接着剤がガビガビになるかもしれないし、熱のせいで接着剤がドロドロになっちゃうかもしれませんが、そうなったら素直に死ぬことにします.  http://item.rakuten.co.jp/asia-kobo/ft-30/   これが1畳あたり¥2000ぐらいなので安いったらありゃしない.温水床暖房の温度は高くても45度ぐらいですから(訂正:設定によるが最高湯温60度)、夏の灼熱部屋で経時劣化しない程度の信頼性があれば勝算ありと思います.
↓この製品は、厚みが1.5~2mmぐらいで接着剤が塗布されています.紙を剥がしてペタッと貼るだけ.熱伝導性が良さそうなので床暖房効率は良さそうです.このように貼ってゆきます.
↓熱による経時劣化のリスクはさておくとして、この製品の使い勝手はどうか?
1) 実(さね)がないので、叩いて実を嵌め込む事が出来ませんから、髪の毛ぐらいの隙間がところどころ開いてしまい、見栄えは少し低くなります.
2) 下地の温水パネルを物理的に保護する表面層としては、この製品は薄手すぎかもしれません.足が細い重量家具を置くと温水パネルを凹ませそうです.
↓まだ温水配管との結合はやってません.そろそろその時が近づいています...
ここまでに使ったお金
温水暖房機関連                   ¥74,156
温水パネル関連                 ¥114,828
温水パネル部品                    ¥3,822    連結パーツを少々買った
PE管                                     ¥9,283
スリムダクト+給水関係部品  ¥5,895
フロア材                               ¥20,720
-------------------------------------------------------
                                        ¥228,704 

かしこ

その12へ     その14へ


人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿