CPUに詳しくないわたしとしては初めて知った自殺機能であるところのTAMPER機能.
これは、ハッカーがフタを開けたら作動するスイッチを装備しておいて、そのスイッチをTAMPERスイッチと呼びまして、TAMPERスイッチが入るとCPUが自殺して動かなくなるという恐るべき機能です.
原理としては、バッテリバックアップされたレジスタにkey codeを書いておいて、firmwareは起動時にkey codeをチェックするようにしておきます.TAMPERスイッチが入るとkey codeを消去してしまうので、firmwareが2度と起動しなくなるとゆう仕組みです.
この、key codeを消去する行為が、電源オフ状態でも実行されちゃうところがTAMPERのキモ中のキモと言えるでしょう.ホントにそんな動作するんかいな? と疑ったので実際に動かして試してみましたら、ホントに自殺しましたです.
https://sites.google.com/site/stm32datasheet/home/060-STM32-program-smpls/42a-tamper
ちなみにTAMPER機能はdefaultでdisableです.TAMPERをenableするとhardware logicが書き換わっていると推測されます.ご苦労なことです.
単にバックアップ電池をTAMPERスイッチでオフすりゃいいじゃんとも思いましたけど、バックアップの消費電流は鬼のように小さいので、電源デカップコンデンサでしばらく呼吸できちゃったりするのでバックアップをオフしたつもりがオフできてないこともあると今回の体験から悟ったわたしでした.
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試用レポはいずれまた...
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