↓パイプを接合などする前に、ポンプを接続してみようと試したのですが、エアコンのガス注入口(真空ポンプを接続する場所でもある)の口径と、ホースの口径が合いません.ガス注入口とは、下図の8時の方向を向いた口です.2時の方向を向いた口は室内機の液体の出入口です.この2者の口径は同じだとばかり思っていたのですが、なんとなんと違うのでした.
↓ホースの口径が液体出入り口にはマッチするのですが、ガス注入口には合いません.これは未体験ゾーンです.
どうしたかというと、真空引きはあきらめました.配管は3mと短いので真空引きをしないで結合というアコギな手もあったのですが、そうはせずに、少しだけ気中放出というアコギな手段を使ってしまいました.配管を緩めてシューッと気中放出させると窒素と酸素と水分が排気されます.しかしそうして気中放出されたフロンガスはオゾン層を破壊し、高緯度地方の紫外線増による皮膚癌を引き起こす原因になってしまいます.とても申し訳ないことをしてしまいました. > 地球殿
追記: コメント欄から重要情報 R410Aは2種混合タイプなのでむやみにエアパージすると混合比が変化して寿命が縮まる危険があるとのことです.
↓出来上がり状態はそんなトラブルのあったことなど微塵も感じさせない佇まいです.
ところで、口径の違いはこういうことのようです.
●東芝のエアコンの冷媒はR401Aでした.
●フロンの系統R134a R12 R22 R502と、R401Aとで口径が違う.
●さらに、冷媒のオイルの性質により、混ぜちゃいけないらしく、ガスチャージをするならR401A専用を使うべきだそうです.
●ガスチャージをしないのであれば、口径変換部品を買えば済むらしい.
迂闊に真空ポンプとゲージマニホールドを買ったわたしが愚か者でした.今後、エアコン工事機器をお買い求めになる方には、冷媒種類のチェックを怠ることなく、わたしのようなヘマをなさりませんようお願いいたします.
↓配管の接続ヶ所のガス漏れを簡単にチェックするための「ギュポフレックス」というスプレーを使ってみました.たしか¥1000ぐらいでした.接続ヶ所にスプレーすると、ガス漏れがあればブシュブシュと泡が立つので目視チェックできるという製品です.ガス漏れは見つかりませんでした.手に吹きかけた感触では、この内容物は、わずかな増粘剤の入った炭酸水のようです.どうりで値段が安いわけだわ.ギュポっていう名前はなんか変ですね.
↓本業の失態で忸怩たる思いに沈むわたしの心に安らぎをもたらしてくれたのは、生後10日ぐらいのアメリカンショートヘアの赤ちゃんでした.4匹が団子の様になってモゾモゾと動いていました.寝てるのかな?
この惨敗を乗り越えて一人前の男に成長していかなければならないと決意しました.(うそ)かしこ
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猫飼うことになったんですか? 奥さんがもらってきたのでしょうか?
返信削除うちは生き物を買うとどうなっちゃうかわからんのでなかなか飼えませんので、見学させてもらっただけなのです
削除新冷媒のR-410Aは2種混合ガスなので昔のようにエアパージすると混合比が変わって寿命が短くなると言われています。プロとしてはやっちゃいけなかったかもです。
返信削除R410Aのエア補充はできないのだとどこかで読みましたが、同じ理由でエアパージしたらマズイですね.気づきませんでしたが大事なノウハウ.感覚的には『気体で500ccぐらい』をスーッと捨てるのを狙いましたが、どこまで正確にやれたかは謎です.ご教授有り難うございました.
削除専門業者だと回収機で全量回収して窒素ボンベで洗浄、その後真空引きで放置、漏れがないのを確認して新品のR-410Aを入れ直すでしょう。数年で壊れてもクレームになりますし。
返信削除ガス漏れはほんの僅か極小さい泡が出てもだめです。ブシュブシュなんて出たら1時間位で空になります。
返信削除最近のエアコンはアルキルエーテル系のオイルを使い、水分をひどく嫌います。エアパージは此を目的とします、業務用機は途中にモリキュラシーブス(ゼオライトのような物)のフィルターが有って、水分を吸収します。
ポンプを使わないエアパージは管口を緩めて、バルブを開けてシューという音が急に変わったら、1秒以内で緩めたところを締め、終わりとします。
ブシュとか泡が出たら即死だと私も思いました.ギュポフレックスの効力はあまりなさそうに思いました.音の変わり目はよくわかりませんでした.
削除もし水分が入っていたら家庭用はトラップが無いから2~3年で加水分解して損傷でしょうね。空気が少し残ってる程度なら少々騒音が大きいくらいでしょうけど、何より施工手順書にクイックパージは絶対禁止と書かれているのでメイカー保証の対象外だからなぁ、、、
削除火が出ても施工に問題があったんでしょ、と言われかねませんし、しかもそんな工事をしましたってこんなところで書いてしまって大丈夫なんだか、、、
いやはや、恐れ入りました.素人の遊びと思って赦してやってくださいまし~.(とはいえ誰に赦しを乞うているのか、、、)
削除2014年1月11日土曜日 の所に書き込んでいます。
返信削除冷凍サイクルには2元、2段、混合と有ります。
2元は一台の圧縮機で途中で分離し、2種類の凝縮蒸発温度を使い分けし、2段は完全にカスケード式に今度を下げます。
混合は低沸点ガスが最初に蒸発して流れ的ますが、空気とともに追い出されるのが氏雨量であれば、有ればそれほど影響がありません、高沸点ガスは低沸点ガスによる高圧化を和らげる目的です。
ガス漏れは透き通った液に泡が含まれないか確認します。
冷媒の種類が載っていました。
返信削除http://www.daikinaircon.com/r32/
低沸点成分が先に出ても組成が余り変化しないなら、循環しているうちに混ざり合って元のに近くなります。
冷凍機には 解放 半密閉 密閉と有り 元はレシプロから始まり ロータリーへと変化しました。
構造はエンジンと似ていますが圧縮行程で逃がし弁から出口側に逃げるので少量の液体吸入は(霧状であって)、逃がし弁を損傷しなければ問題有りません。
解放はセラミックの面当たりシールの油潤滑(メカシ)、半密閉はボルト締めケースにモーターと圧縮機を入れ、分解が出来ます、密閉は封入後外缶を溶接して、ガスの出入り口と電気の通り道ハーメチックシールを付けた物で、最近は縦型、そこに貯まった油をパイプモーター軸の中のネジリ板で上に吸い上げ各部に供給します、(少しの油で足ります)油は分離はされるが、少しはガスと一緒に出て行き、最終的に戻ってきますが、立ち上がり分で貯まらないように、一定間隔でトラップを設けます。
R410はR32とR125の混合でR22より少し圧力が高く、その分排気量が少ないコンプレッサーです。
http://www.kps.jp/fron/r410a.html
高温ガスの冷却液化をコンデンサーがしますが、電気の場合同じ言葉を使いますが、此方はキャパシターとも言います。(ミルクを濃縮して加糖したものはコンデンスミルク)語源て色々に変化しますね。
初めまして、私もにわかDIYでエアコンの移設を目論む者です。
返信削除ネット、や本で色々調べて道具を買ったものの平坂様と同じマニホールドを買っていました。まだ作業を始める前にこのブログを拝見したので、チャージ側のサイズが合わない旨のくだりで凍り付きました。がマニホールドの付属品を調べると1/4-5/16の変換プラグが付属してましたよ。坂下様がマニホールドの購入時にブログに書かれた「L字アダプタ」あれです。
あれれーそれで使えたんですかー?
削除しまった変換プラグを買ってしまいました.
二重のショックで今日はもう死んじゃおうっと.ひー