2017年9月24日日曜日

【実績値】 東京電力と坊ちゃん電力の電気料金比較

皆さんこんばんは、エネルギー問題研究家の平坂です.(うそ)

2016年4月に「我が家の電気の謎の行方について」という記事を書きました.2015年の我が家の消費電力と電気料金がそこに記載されています.

2016年11月から「坊ちゃん電力」に乗り換えました.坊ちゃん電力を選んだのは比較サイトで安いかなぁと思ったからで他意はありません.温泉は道後温泉に限るとか、坂本竜馬が好きだとか、讃岐うどんが好きだとか、八十八箇所巡りが夢だとか、そういう理由ではありません.坊ちゃん電力という名称は好きではありません.交流電力網の父にちなんでテスラエナジーなんか無限力っぽくて良かったと思うのですが.

それで今回は、東電の2015年の電気料金と、坊ちゃん電力の2016~2017年の電気料金を我が家の10ヶ月分の実績値で比較してみます.ただし2015年の東電の電気料金は電力自由化前の価格なので、これを書いている時点(2017)では東電vs坊ちゃんの価格差が縮小している可能性がありますが、それがどのくらいなのかは不明です.

下表が両者の比較です.判ったことは、、、
1)電気料金の累進性を無視して単価を計算すると、東電¥30.9/kWh、坊ちゃん¥24.4/kWhとなった.坊ちゃん電力は21%安い
2)我が家では年間8500kWhぐらい使うので、東電→坊ちゃんで年間電気料金は¥55,250の節約になると計算される.月間¥4600の節約














東京電力
坊ちゃん電力

kWh 料金 kWh単価
kWh 料金 kWh単価

2015 1 809 ¥26,124 ¥32.3
2017 1 730 ¥17,135 ¥23.5

2015 2 755 ¥24,508 ¥32.5
2017 2 716 ¥17,004 ¥23.7

2015 3 678 ¥22,139 ¥32.7
2017 3 623 ¥15,067 ¥24.2

2015 4 799 ¥26,026 ¥32.6
2017 4 639 ¥15,701 ¥24.6

2015 5



2017 5 576 ¥14,639 ¥25.4

2015 6 684 ¥21,581 ¥31.6
2017 6 609 ¥15,565 ¥25.6

2015 7 820 ¥25,126 ¥30.6
2017 7 883 ¥22,312 ¥25.3

2015 8 836 ¥25,017 ¥29.9
2017 8 912 ¥23,115 ¥25.3

2015 9




9




2015 10 572 ¥16,453 ¥28.8

10




2015 11 722 ¥21,014 ¥29.1
2016 11 689 ¥15,926 ¥23.1

2015 12 674 ¥19,578 ¥29.0
2016 12 581 ¥13,697 ¥23.6













電気代が安くなるのは有り難い.

こうなると東京電力のメリットは、コールセンターに繋がりやすく停電時に復旧が早いかもしれないという期待ぐらいでしょう.逆に言うと、停電復旧保険として年間5万円が適切なのか?
わたしは中目黒に住んで20年ぐらい経ちますけど停電は一度も無いです.もっとも此処の近所には防衛省や銀行のデータセンターが在るため系統が多重化されていて停電に強いらしい.5万円もする停電復旧保険なんかいらねぇ.

日本中が防衛省やデータセンターに隣接しているわけではないから一定の停電リスクが在るとは言え、関東地方の全世帯が毎月数千円もの余分なコストを支払っていたのは異常だったように思えます.
東京電力の広告費が欠乏したからでしょう、「でんこちゃん」は行方不明になってしまいました.公益企業がバンバンCMやってるなんておかしなハナシだと思ってたんだ.
さよなら、でんこ

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