ソニーの旧テープストレージ事業部の関係者なら知っている、社長(あだ名)の墓参りのため、葛西へ行きました.
今日の朝の気温は20度ぐらいで涼しかったけれど、昼頃には30度ぐらいありましたかね、暑くなりました.葛西駅からお寺までの道中、コンビニでビールと氷とプラコップを買いました.
社長は極めて優秀なエンジニアでした.社長には大変お世話になりました.優秀と言ってもいろいろですけど、社長の場合は超常現象レベルだったでしょう.彼が何人分の仕事をしていたのかを勘定できる者はたぶん居ない.
社長の仕事ぶりを喩えるならば、ララァ・スン少尉が適切です.「『ラ・ラ』という音とともになぜか友軍艦が次々に撃沈」というエルメスの大戦果みたいなもので、社長が何かやってると開発・設計が次々に片付いていきました.上司はただ呆然と見ていればよかった...まさにニュータイプ・超常現象.
わたしが最後に社長に会ったとき、某ゲームマシンのバスを設計中と言ってました.
お寺の墓地で社長の墓を探すのにしばらくかかりましたが、かっこいい墓石でした.わたしとしてはLSIがモノリスのように突っ立った墓石かと予想していたのですがそうではありませんでした.
墓石に刻まれた命日は10月某日でした.もっと寒い季節だった気がしたのですが、あれからもう2年が経とうとしています.
「社長、なに死んでんだよ.
生前はとてもお世話になりました.
死んだ奴は酒を飲みたいらしいから、今日はビールを持ってきたんだ.
コンビニのぬるいビールなんかじゃないぜ、氷でちゃんと冷やしてきたからよ.
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乾杯!
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じゃぁ、そろそろオレは帰るわ.
ご縁があればまた一緒に仕事しよう.それじゃ」
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