12月、還暦を迎える月。
先日の当ブログにてSTM32で18ch ADCを動かす投稿をしました。
その18ch ADCに接続するAMPのプリント基板がこれ。18枚もあるので金土ではんだ付けしたけど終わりません。たぶん今日も終わらないだろうなぁ。
スイッチ切り替えすれば1回路で済むのは明らかなのですが、セトリングタイムをやり過ごすとサンプリングタイムを満たせないとの脳内SIMにより全パラレル方式に決めました。日程がタイトなので絶対に失敗しない方式を選んだとも言えます。おかげで18枚製造で苦しんでいますが、18枚製造は見積もり可能で制御可能なリスクです。
この基板を使って切り替え方式の実験もやります。切り替え方式が成功する可能性は5%ぐらいあります。←ゼロと見做すべき数字
回路やsystem設計には、電圧視点、周波数視点、時間視点を同時考察する複眼的脳内SIM能力が必要です。
「あそれたぶんハマる〜」
「死亡遊戯〜」
「鉄板〜」
などと即断即決出来ない人は脳内考察を整理&focus出来てないです。ゆえにリスクの見積もりが不鮮明で詰みます。また詰んでる事に気づくのも遅れます。
自分が塀の上をヨロヨロと歩いているとして、その塀がどんな高さなのかを知りつつ作業出来るようになれたらいいですね。
ーーーー
昔、やる気はあるけど、その分野の設計経験ゼロな人を指導しようとしたけど、断念しました。例えば「割り込み」という概念すら知らない人にはsystem totalの理解は無理なんですなぁ。module単体設計しかやらせられない。
いまどきは1chip CPUですら内部はBUS化されていて、各種peripheralどころかメモリすらもbus arbiterの統制下にある。その事を弁えてないと、DMAか割り込みかpollingかというissueに立つのも無理じゃなかろうか。
わたしはbus arbiterの設計経験は無いし、習った事も無いけど、何やってんのかは知ってます。なんでそうゆうのを広範に知ってるのかというと、回路ヲタクだから。トモダチや彼女なんか居なくて帰宅部で、伊勢原の実家の4畳半に引き籠って、イデオンやハイジを観ながら、NMIやIRQで割り込みベクターから飛んでRETするのとか高校生のときにやってた。以来40年以上そんな生活。
かしこ
読者 18枚パラレルは正攻法でいいと思います
返信削除真珠湾攻撃で突撃したのも正攻法でした
しかしながら「無傷で持って帰れ」という大本営の現場を知らない参謀による2度目の再出撃をしなかったのは物理攻撃の不足のように思える
いずれにせよ USの罠にはまったのは間違いない
イラクのフセインが丸腰になったら攻撃しないと言われてUSの策略にはめられて攻略占領されてしまったことと同じですね
あのとき空母は退避していたそうですね
削除来年になってウク戦争が終わったら、ロシアの戦争景気も終わって、領土を獲れてうれしいのはプーチンだけで、ロシア人民は戦後インフレでかな~り寒くなるでしょうなぁ
もうEUはガスを買ってくれないし
えいめん~
平坂さんはいわゆるマイコンの勃興期にちょうど出会っていて,うらやましいです。わたくしなど,6809で,トグルスイッチで「DMA」書き込みしてまして,人間がMPUとメモリをやりとりするのがDMAだと思ってましたもん。マイコン原始時代。
返信削除パチパチDMAはわたしもやってました.かなり精神が衰弱します.
削除勃興期から全部というと、マイコンもそうですがわたしの場合は日本のアニメの歴史を全部見て来れたのが幸運だったと思います.
少し古い作品を振り返れば「森やすじ」から観れましたから.
森やすじはマイコンでいえば4004みたいな人です.
あと秋葉原も45年間みてきたか....
自分は地方出身なので秋葉原は37年間しか知りません。
返信削除自分はマイコンに乗っていたマシン語をぽちぽち入力した事が1回だけある・・・・という感じです。
マイコンデビューは遅くて、高校を卒業する時にマイコンと呼ばれる物が
ある事を知りました。
初めて購入した雑誌はI/Oでした。
トラ技は社会人になった時同期が購入しているのを見てそれから買っています。
当時はパソコン関係の雑誌が多くて月々本代が結構行っていました。
最近はトラ技、インタフェースとその他気分で購入しています。
必要な情報はネットでぐぐれば結構手に入ってしまいます。
いい時代です。
わたしもI/Oが好きで結構買ってました.I/Oの雑草っぽさが好きでした.
削除開発ツールとSIMとAWソフトが無料.
マイコンボードが数100円.
PCが2万円.
USBで接続すればすぐに焼ける.
3Dプリンタは3万円から.
便利でよかよか
>設計経験ゼロな人を指導しようとしたけど、断念しました。
返信削除なんかねー、その手の「センスない人」は、アレなんだよな。
例えば、こっちが、
・ココはこうやってね
と言っても、分かってくれないって言うか、
・それって「教科書とやり方が違う」けど、いいんですか?
とか、一々文句言ったりする奴も居る。
(「やる気」のある奴ほど、変に「いろんな本読んでたり」することもある。某軍人が、
軍隊で、最も敬遠すべきは「やる気のある無能である」って言ってたというけど、ホントそうだよなー、と思う。)
で、
・こっちがやる気無くす
んだよねー。もう「勝手にやってろよ!」って感じで。
※そう言うヒトって、何故か例えば「パチンコ」に、やたら詳しかったりして、だったら、
・パチプロにでも成ればいいのに
と思ったりするが、「世間体」を気にして、ソレはやらないとかね(笑)
※「才能の無駄遣い」とは、よく言ったものだ。
>「やる気のある無能である」
削除それは兵庫のオホホホの人のことじゃんもしかしてww
爆撃級(笑)
>「教科書とやり方が違う」
削除本文を読んだ人の中には、
「module設計の何が悪い?」
「仕様書documentを書かないヒラサカが悪い」
などと教科書的というか、自分周辺の作法が宇宙の全てと思ってる人が少なからずいると思うんですよね
1本のアプリを数10人のチームでこしらえるprojectならdocumet化で正しいのですが、優秀な個人なら独りで設計を完結させれる規模の設計もあるので、「教科書がー」とか言ってる時点でそいつは滅んでるんですなぁ あははー
てか、
「もしかして君、教科書を超える気無いの?」
と聞きたい
>教科書を超える
削除私は、それよりも、
・教科書は、「まことしやかな『ウソ』が多い」
と思ってるので、「自分でちゃんと検証したこと」しかやんないですね
まったくそのとおりでございます
削除だいたい、教科書の体系を支えるback groundがどんだけあるかも知らねぇ青二才のクセになにが教科書だ げろー
難局に立ち向かう時に物量やローテクを使って「固い地面」(乾いた地面)の面積を広げておくのは大事ですねー。ここだけは正常動作が固いと確信できる箇所が広いほどギャンブル箇所に時間と精神力をつぎ込めますね。
返信削除人のアドバイスを聞かず、事前に不確定要素を削ぎ落して深く掘り込む箇所を特定しないめんどくさがりな人たちはちょっとした不運で破綻してぼやきますが、それはそうなるよなーとしか。
なにしろ詰まないことがメンバーの生命とかメンタルよりも大切ですので、
削除要素切り分け、要素毎の完成度、要素毎の残務量、残務リスク、生死を分ける残要素はせいぜい2つまで、、、ぐらいを1時間ぐらいのだらーっとした打ち合わせでメンバーの会話から採取できたらいいですね
その結果、椅子からずり落ちたりするわけですがww
生死を分けるが対策が無い要素についてはpendingのままでさっさと酒を飲みに行くのがよいでしょう