今回はなんか恋愛自慢みたいで嫌味かもしれないがひとつ我慢して読んでもらってもいいかもしれない.ロクでもないハナシである.
わたしの子供が、告られたけどいろいろムカつくので振ったとクルマの中でペラペラ喋った.親にそうゆうハナシをするかねぇと思わんでもないが、子供のハナシを聞いて、確かに恋愛体質全開のめんどくさい女だなと思った.そりゃ振るわ.
めんどくさい女というと、某アニメの加藤恵がめんどくさいキャラ上位を独占しているこの頃であるが、わたしの実体験にもめんどくさい女というのは存在した.
中学一年のときに少しの間付き合った女子がいた.
現代の中学1年生なら男女交際なんか珍しくないし、どんだけやられちゃってるのか判ったもんじゃない.
けれど昭和50年代で中学1年生のわたしの学校で表で交際してる生徒は他に居なかった感じだった.それだけ悪目立ちしてた.(不良は裏でいろいろやってたようだが)
男女交際といってもそんなに大したことはしてない.Lineなんか無いから交換日記してた.一緒に下校とかもしなかったから、学校でおしゃべりするぐらい.
一度だけ伊勢原市内でデートしたことがあった.そのデートで彼女にすっかり呆れてしまった.どこへ行こうかという話になって彼女が「成瀬中学校へ行こう」と言い出したのだった.まぁいいけど、と成瀬中学校へ行ったのだったが、その日の成瀬中ではわたしの母校である山王中学校野球部が成瀬中と試合をやってたんだ.野球なんか見ててもつまんないのですぐに何処かへ移動したけど何をしたかは記憶が無い.
翌日の学校では我々のデートが話題になっていた.
国語の小笠原先生までもが「あんたら昨日デートしてたんだって?」とオレを冷やかしにくる始末.悪目立ちしてまで交際するのもかったるいとわたしは思った.
その一方で、その日の彼女は恋愛アピール大成功で最高の気分を味わっていたに違いない.野球部が試合をやってる会場へわざわざ行くなんざ、見せびらかすのが目的だとしか思えないもん.
すなわち彼女にとっては、恋愛沙汰で悪目立ちするのが目的だったのだ.
彼女は頭が悪くて恋愛にしか興味がない.それでも隠れてチュッチュしてるんならまだ可愛げもあるかもなんだけどそうじゃない.自分はこんなに恋愛してるのよ、自分の恋愛ステータスはこんななのよって友人関係にアピールするのが彼女にとっての自己実現の最終目的地だったんだ.アフォである.
自分の恋愛ステータスをアピールするために、交換日記を友達に見せびらかしていたのには気づいていたが、それぐらいは黙認していた.
------
だが、悪目立ち交際の裏ではもっとめんどくさい事態が生じていたのだった.
デート事件の後だったと思うんだけど、荒んだ属性のK君がわたしに「とある出来事」をカムアウトしたんだ.荒んだ属性のK君の発言を補足して書くとこうだった.
担任の高杉先生が平坂家を家庭訪問をした日の出来事だ.
荒んだ属性のK君は高杉先生に頼まれて、高杉先生を平坂家まで案内したのだった.
高杉先生が平坂家へ入り平坂母と面談する.
荒んだ属性のK君は、居間のアルミ窓の外に座っていて、高杉先生と平坂母の会話を全て盗み聞きしていたのだった.そういうところがK君のゲスいところだが、K君を連れて行ってしまった大人のミスこそ責められるべきであろう.
高杉先生と平坂母が「息子さんが男女交際している件」について語っていたそうだ.平坂母が「問題を起こさなければいいんですけど」と言ってた.
「問題を起こさなければいいんですけど」ってなに? 妊娠させたらとか?
今にして思えば、世間体しか眼中にない無能者である平坂母が言いそうな戯言である.
平坂母の凡庸さはさておくとして、担任と母親が深刻ぶって「問題にならんか」などと平坂久門のことで議論している事自体がかな~りめんどくさい.デートで悪目立ちするよりももっとめんどくさいと思った.
その時すでに彼女の恋愛アピール癖に嫌気がさしていたわたしは、荒んだ属性のK君のカムアウトをきっかけに彼女に冷たくして関係消滅とした.
彼女にとっては、成瀬中デートアピール大成功で有頂天だったのが急転直下、理由も判らず冷たくされてさぞ面食らったに違いない.
彼女の心に内在したであろう痛みは失恋による痛みだったのか? それとも恋愛アピール喪失による痛みだったのか? わたしは後者が優勢だったのではないかと想像している.
-----
わたしの話は2幕では終わらないぜ.3幕目があるんだよ.
農家でもないのに彼女は農業高校へ進学、言ってしまえば底辺校だ.わたしは学区の公立校では高偏差値の高校へ.
高校2年の時だったか、伊勢原駅で元彼女を頻繁に見かける日が連続した.そんなの気にしてなかったし、早く家に帰って「母をたずねて三千里」の再放送を観たいぜなどと家路を急いでいたわたしだった.
日曜日の午後、母と妹とわたしでそうめんか何かを食べていたときに電電公社の黒電話が鳴った.
電話に出たのは母.
「XXXさんからよ」とわたしに受話器を渡す母.
もちろん母は、XXXの名を知っている.高杉先生との会話でXXXが元カノであることも知っている.
「ちっ、なんだ今頃、近頃見掛けてたのはこのためか?」と思いつつ電話に出る.
後ろにはそうめんを食べている母と妹がいる.
受話器の向こうの元カノ「わたし、あなたのことが忘れられないのよ」.
おいおいおい、聞き耳立てている母と妹の前でなんつうばつの悪い内容だよ.
心の中でアタマを抱えつつ「いや、オレはそんな気ないから」と云う.
電話は切れた.
心の中でアタマを抱えたのはこういうコトだ.
元カノが云う「忘れられない」のはわたしではないだろう.「恋愛アピール大成功の有頂天体験」を忘れられないのだろう.高校に進学して2年経っても彼氏が出来ないなぁ、退屈だなぁ、そうだ元カレにアタックしてみたら楽しいことがあるかもしれない、ってそういう思惑でしょう.
自己の内面を既定するために他人の存在を必要とせざるを得ない人ってよくいるけれど、度が過ぎるといつか自分を壊してしまうと思う.ほどほどにしとけよ.
#第4幕(最終章)はないんだよw
かしこ
まぁうんっ お相手・内容はどうあれ、ヒトの恋愛話(それも主導権がある側の)はハラ立ちます・・・爆発すればいいのにーー;)。
返信削除誰にでも一生に一度は訪れるという伝説(都市伝説?)の”モテ期”を、心待ちにしいる自分です!...ぁ虚しい。
男性の生涯未婚率(50歳時未婚率)が、23%を超えてるのだとか。五十男の4.3人に1人が結婚したことがないって、すごい世の中ですよね(もう数年で29%・3人に1人になる予測なんですと)。
女性は14%だから、少数の”持ってる男・選ばれし男”が複数回・複数女性と結婚してるわけで・・・もろ”格差”ですね・・・ホント爆発しろよ!!。
鍛冶屋さん申し訳ありませんっっっ、、、
削除最近、諸事情により「めんどくさい」でセカイが回っています.
いずれまとめて連載できると思います.
ごめんなさい^^;)
削除冗談ですので、どうかお気を悪くなさらないで下さい。
お忙しいご様子ですが、昼夜寒暖の激しい季節(今日の昼間も汗ばむくらいでした)ゆえ、体調など崩されませんようご自愛下さいませ。
ただいま温泉で邪気を落としているところです。というかひたすら寝てます。
削除しかし、いつ頃からですかね、
削除「リア充爆発しろ!」
なんて、平然と言われるようになったのって。
昔は、「棲み分け」が、そこそこ上手く行ってて「お互いが干渉」することは
無かったんだけどな・・・
>女性は14%だから
個人的にそれより衝撃なのは、
「日本女性の50%が50歳以上」であるということです。
「街で見かける女性の半数以上が『50歳以上』」ってことですからね。
(そう考えると、テレビなどのマスコミで見る人たち(街頭インタビューとか)
は、明らかに「偏っている」と言うことがよくわかる。要は洗脳目的なんだよな・・・)
※日本の若い女性は、既に「希少種」成り・・・
リア充の始まりはラノベですかね?知らないですけど。オタクは中森明夫でしたか。
削除50超えが半分以上、、、終わりだ。移民だ。終わりだ。
削除女子の40代まではいい感じだけど、50超えちゃうと老けたなぁって思ってしまいます。わたしも人の事言えないですけど。
削除